Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

中国科学院「武漢病毒研究所」

 いずれ出てくるとは思ったが、やはり「新型コロナウィルスは、中国の生物兵器が漏れ出したもの」説が聞こえてきた。このウィルスはアジア・アメリカ・欧州に広がり、日本に続いて米国も「緊急事態」を宣言するに至った。すでに感染者は12,000人に迫り、死者は250人を超えている。この数字だって、本当にこれで収まっているのか確証はない。

 

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59197

 

 この記事によれば、ウィルスは「中国武漢病毒研究所」から漏れたということだ。生物兵器かどうかは別にして、そういう研究所があったところが今回の「震源地」だったのは、偶然としてはできすぎている。この研究所は2015年に開設され、最も危険とされる菌を扱える「レヴェル4」対応の施設がある。

 

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 調べてみると中国には、武漢ハルビンに「レヴェル4」対応の研究所がある。このレヴェルというのは、正式にはバイオセーフティレヴェルの意味で、4が最高。最高に危険な菌(グループ4)には、エボラ・マールブルグ・天然痘などが区分されている。このハルビンというのは言うまでもなく、悪名高い「関東軍防疫給水部本部731部隊」があったところ。武漢は、2015年に日本軍の関連兵器廃棄作業を終了させた場所でもある。多分武漢の当該研究所は、兵器廃棄作業の時に使った施設を流用したものだろう。

 

 この記事は中国と台湾の対立にも触れ、台湾の「レヴェル4」施設がSARSウィルスの培養に成功していることを書いている。対立する国家の片方がウィルス兵器を持てば、対抗上相手もそれを持つのは当然のこと。いかにも、武漢SARS対抗のウィルス兵器を作っていてもおかしくないといいたげだ。さらに中台の緊張が高まった1997年に、台湾で中国から来たと思われる豚の口蹄疫が流行したことも紹介している。これも中国政府の「ウィルス攻撃」だと疑われるのだ。

 

 現時点では、新型コロナウィルスの危険度はインフルエンザ(グループ2)程度に思える。世界的な流行の一歩手前まで来ているようで、日本政府も「入国制限」を打ち出した。それでも、クルーズ船で日本にやってきた中国人4人が失踪したとの報道もありました。「人間細菌爆弾」が歩き回っているようでは、日本も安心できませんね。