Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

パセーラの中華「丸八」

 先月の広島出張は、朝早く家を出るなど時間的にはかなり無茶なものだった。昼食時間も、不規則になってしまった。聞きたいセッションばかりではないので、合間を縫ってランチに出たのだが「お好み焼」や「かき料理」など、お酒が欲しくなるものばかり。ホテルの側のショッピングモール「パセーラ」まで戻ってきて、レストランを探した。

 

 最初に目についたのが「千房」、お好み焼きの店である。しかも全国チェーンなので、広島特有のものでもなくパス。寿司店、イタリアン、トンカツなどいろいろあるが、こういう知らない商店街の時は中華を選べば間違いが少ない。炒飯ランチの豊富な「丸八」という店があったので、入ることにした。

 

        f:id:nicky-akira:20191027084026j:plain

 

 ランチの時間帯も終わろうとしているからか、客の姿はない。広めの4人席に案内されてメニューを見る。1,000円ほどのランチメニューの中から、炒飯と半ラーメンのセットを注文した。半炒飯とラーメンのセット、もしくはラーメンを「ピリカラ」に替えてもお値段は同じ。ならば、好きな炒飯がフルの方がいいと思ったわけ。

 

 しばらく待って運ばれてきたのがこれ。メニュー表にあったものとは、サラダの具が違う。ホテルの朝食にもあった「ホタテのフライ」が2個。瀬戸内では、ホタテが特産品なのだろうか?あと、炒飯の上に立派な1匹の海老がのっている。

 

    f:id:nicky-akira:20191027085134j:plain

 

 ラーメンの方は細いストレート麺、モヤシと刻み葱、チャーシューという特に変わったところはない醤油ラーメンだ。ところが、このラーメンスープが美味しい。脂分が少なくあっさりとしていて、それでいて滋味深く後を引く。

 

 炒飯も具材は普通である。チャーシューやハムの細切れが入っていて、紅ショウガがいいアクセントになっている。こちらも味付けがいいのは、ラーメン同様いい出汁を使っているのだろう。お腹が空いていたせいもあろうが、麺をすすり、スープを味わい、炒飯をレンゲですくい、ホタテをかじり・・・杏仁豆腐まで直に食べてしまった。

 

 再び来ることは難しい店だが、「名店」なのかもしれません。いや、ごちそうさまでした。