Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

食料品の供給源(Max-Value東海)

 熱海という街の市政区分は広く、北は湯河原温泉郷の中央を流れる千歳川の南側から、南は網代町にいたるまでで、多くは山がちの土地である。人は海岸線に沿って住んでいて、中心は少しだけ平地のある清水町周辺ということになる。ここにはかつて大正天皇の別荘もあったようで、市役所や郵便局もかつては天皇の別荘の一部だった土地に建っている。

 

 僕がこの街に引っ越してきた17~18年前、大きなスーパーマーケットとしては清水町バス停そばの「ダイエー」だった。当時住んでいたマンションからはバスで3停留所、歩いても10分かからないところだった。「ダイエー」に行く途中に同じくらいの規模の建物があり、営業はしていないが「ヤオハン」の旗艦店だったところだという。朝の連続TVドラマ「おしん」のモデルとなった(とされる)丸山静江が創業したスーパーチェーンである。

 

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 暮らし始めてしばらくたつと、イオングループの「Max-Value東海」がその場所を買い取って新しくスーパーを開業した。より近いところに、もうひとつの食料供給減ができて僕は大喜び。ところがイオングループダイエーグループを吸収したので、2軒を統合することになった。5階建てだった「ダイエー熱海店」は取り壊されて、今は「Max-Value熱海店」の来客用駐車場になっている。

 

 まあひとつあってくれればいいので統合はやむをえないと思うのだが、「ダイエー」が営業終了してしばらくは、その「時々びっくりするような安売り」がなくなったことを残念に思った。うなぎの真空パックを8割引きでかったこともあったし・・・。

 

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 とはいえ「Max-Value東海」も決して割高というわけではない。6の日の高齢者向け1割引きや、20日30日の5%引きキャンペーン、特定の週末のポイント5倍など次々と消費者にインセンティブを投げてくる。種々のインセンティブはレジ店員に負担をかけるのだが、最近の外国人レジ係はそれなりにこなしている。インド系が目立つが、やはり数理に明るいのだろうか?

 

 特にいいなと思っているのは鮮魚コーナー。網代、真鶴など良港が付近にあり、活きのいい魚が入荷できるのをうまくさばいてくれる。近くに「中島水産市民市場」という良い鮮魚店があるのだが、コスパからいうと「Max-Value」の方が上ではないかと思う。最近「Max-Value中部」と合併したとのことで、僕の生まれ故郷のものも棚に並ぶようになりました。(例:篠島のシラス) 今日も、ここで生のマグロのサクを買いましたよ。夕食が楽しみです。