Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

夏空のワシントンDCへ

 日本は梅雨空、時々梅雨寒になっているのだが、今日行く先には梅雨がない。欧州は異常気象で40度越えの気温がしょっちゅう報告されるほどだが、米国東海岸も35度越えだという。遊びに行ったローマから帰り、日を置かずして今年3度目のワシントンDC出張は、気温との闘いになりそうだ。

 

 訪問先に議員会館が含まれているので、スーツにネクタイが欠かせない。予想はしていたのだが、事務局からネクタイ指示のメールが来て気分が暗くなった。実質1日の会合と議員訪問で、2泊4日のいつもの弾丸出張である。割合軽いバッグをひきずって成田空港まで行き、いつものNH002便に乗った。

 

     f:id:nicky-akira:20190630095947j:plain

 

 DCダレス空港への直行便、往路の飛行時間は12時間30分くらい。いつものようなアラスカ経由ではなく、地図上ではシアトルへまっすぐ飛ぶ北太平洋横断ルートだった。地球は丸く、地図には歪みがある。アラスカ上空を楕円ルートで飛ぶ方が、実は直線コースであり一番近い。それでも太平洋ルートをとった理由は、アラスカ上空などで天候が不安定(タービュランス?)なせいだろう。

 

 そんなわけで、いつも(10時着陸)より1時間あまり遅くダレス空港に着いた。それが良かったかもしれないのは、イミグレーションが混んでいなかったこと。何度も書いたが、トランプ政権になってからここの入国審査はひどく時間がかかるようになっている。1時間くらい待って、いつもより早く入国できた。

 

       f:id:nicky-akira:20190630101818j:plain

 

 ダレス空港のバス乗り場に来ると、むっとした熱気。空は限りなく青く、遠くには入道雲さえ見ることができる。バスと地下鉄を乗り継いで、14時前にはホテルに着いた。マクファーソン駅そばの「Sofitel」ホテルのいいところは、15時のチェックイン前でも部屋に入れてくれること。地球の真裏(時差13時間)まで飛んできて、真夏の太陽に照らされた旅行者には大変ありがたいので、昨年後半から定宿はここになった。今回で5度目の宿泊である。

 

 旅慣れた人によっては、夜までがんばって起きていないと時差ボケが解消できないもおっしゃる。しかし僕は欧州(時差7~8時間)はそれでもいいが、東海岸の時は到着してひと眠りすることにしている。3時間ばかり眠って、18時。日没まで2時間あるのでまだ真昼だ。さて、今夜はサンドイッチでも買ってきておひとり様ディナーとしましょう。明日が本番ですから。