Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

ワシントンDCでの銃撃事件

 僕がダレス空港を飛び立って9時間以上たったころ、首都DCでは珍しい銃撃事件が起きた。現地の午後10時くらい、ホワイトハウスから北に2kmほど行ったコロンビアハイツという高級住宅街の路上で、ニッサン車に乗った2人組がAK系と思われるアサルトライフルを撃ちまくったらしい。

 

 その後、その犯人たちは北東のブロックランド方面に移動、ここでも銃撃を加えて合計死者2名、負傷者7名というのが今まで聞いた報道による被害である。

 

https://jp.reuters.com/article/washington-shooting-idJPKBN1W507Y

 

 ざっと計算して、今年の米国での銃乱射事件は150件に及ぶ。おおむね1.5日に一回はどこかの州で乱射事件が起きている勘定になる。今回の凶器と思われるAKアサルトライフルは、世界中にどのくらい溢れているかわからないくらいの銃器である。ソ連製だがルーツはナチスドイツのMP-43/44から生まれたコピー兵器だ。

 

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 ライフルではあるが全自動モードにすれば、20~30発の7.62mm弾を瞬時にバラまくことができる軽機関銃といってもいい。(AK-74は5.45mm) 口径の割には射程は長くなく、300mだとおそらく命中させるのは難しいだろう。しかし100mほどの距離では怖ろしい火力である。

 

 訓練されたナチスドイツの突撃工兵などではないソ連の農民兵でも、それなりの戦力にできる個人火器である。それは軍事訓練を受けていないテロリストでも、簡単に扱えることを意味している。加えて闇マーケットでは、量がいっぱい出ていることもあって極めて安い。噂では$10/丁ともいう。ホールフーズのお寿司ランチと同じくらいだ。

 

 僕も今年4回目のワシントンDC出張である。空港・地下鉄への乗換ポイント・地下鉄駅・そしてホワイトハウス周辺の訪問先・・・いつも警戒はしている。警官や通りがかりの制服軍人などがいると、助けてもらえるかもしれないと思っている。しかし100mほどの距離でこれらの火器に狙い撃たれたら、助かりようがない。ある本にあったが、「最初の一撃を生き延びたら、チャンスが生まれる」というわけだ。そこは運と思うしかない。 

        

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 家内はTVニュースでびっくりして、心配してくれたらしいが、僕は事件が発生したころすでに日本に近い空域で「一風堂のラーメン」を食べていた。DCを舞台にしたNCISというドラマを見ながら。まあ、なにはともあれ今後も警戒は怠りないようにするしかないでしょう。そこから後は運と言えるくらいには・・・。