今年の夏は、蚊が全く出なかった。家内は蚊取り線香好きだから、例年寝室にはその香りが漂うのだが、今年は線香の消費ゼロ。替わりにカメムシが大量発生して、ちょっと困っていた。ところが、そんなものではない「困った虫」がフランスなどで大量発生、「COVID-19」明けの旅行ブームにも乗って、お隣の韓国にまでやってきたという。もとは、この記事。
仏でトコジラミ大量発生、政府が駆除対策へ 写真6枚 国際ニュース:AFPBB News
9月の時点では「ふーん、大変だね。トコジラミって南京虫のことだったんだ」くらいの印象だったが、欧州から北アフリカにも飛び火、プーチン大統領が、
と嘲笑する事態に。さらに今月になると、
韓国でトコジラミ駆除依頼殺到、1日30件…ホテルはもちろん映画館からも : 政治•社会 : hankyoreh japan (hani.co.kr)
と韓国でパニック騒ぎ。中国(*1)の動静は伝わってこないが、韓国からの旅行者も多いことから、日本でも黄信号が出ている。まず危険なのは、外国人客も多く利用するホテル。あと移動に使う公共交通機関、例えば電車のシートである。おちおち電車で座って、本を読むことも出来ない。東京駅では大きな荷物を持った外国人客の姿が多く、感覚として半分以上が外国人に見える。もちろん、最近2度行った京都でもそれ以上の印象だ。
トコジラミは普通の消毒剤には耐性を持っているので、駆除は専門業者しかできない。個人で気を付けることとしては、
・自宅に戻るときに、荷物の底面などをチェックする
・暗く湿った場所が好きで、夜間に行動するから、寝室を、
- なるべく明るくして、見つけやすくする
- 湿気を少なくし、居づらくする
のがいいという。いや、また厄介なものが出てきましたね。また外出自粛令ですか?まさかね。
*1:まさか、その名のとおり「南京発の生物兵器」ではないよね