チェックインタイム前だというのに部屋が用意してもらえたので、僕らは喜んで荷物をほどき部屋を自分たち用に改装し始めた。今回は夏の旅行なので、衣類は多くない。4泊と短いので、その他の荷物も厳選している。だからセットアップは30分ほどで終了した。そうすると気になるのがお腹の具合。朝は本当に軽くしてラウンジに入ったのだが、さすがに航空会社ラウンジも客もスナック類も少ない。
二人とも、あまり食べずに昼時を迎えてしまったわけだ。約半年ぶりだが、この街のキーポイントは分かっているつもりだ。それなりに片付いたところで、ランチを食べに出かけようと思う。それはいいのだが、どこに行こうか・・・。
・せっかくお魚のおいしいところに来たから、
・近くに朝市がらみでリーズラブルな店が多い、
・そうはいっても大体午前中に店じまいする可能性がある。
というわけで、以前僕が一人でブランチに行った「いくら亭」で食べることにした。
https://nicky-akira.hatenablog.com/entry/2019/12/04/140000
このお店、朝市広場の隣に綺麗に仕上がった「どんぶり横丁」の中にある。近代的に建て替えた低層の建物で、その中に10軒以上の店舗が入居している。その中でも特徴はあって、僕は以前ここで「天ぷら定食」を食べている。
とにかく夫婦二人ともお腹が空いているのだが、函館に来ると家内はウニとイクラが好物だ。そこで家内には「ウニ&イクラのミニ丼」、僕には「イクラ&ホタテ丼の定食」を頼んだ。丼には味噌汁、漬物が付くだけだが、定食にはその上にハラスの塩焼きと貝の煮ものが付いてくる。
実はこの後のディナーのこともあるので、あまりお腹いっぱいになることはできない。どうしても美味しものをいいお酒でめでたいと思ってしまう。せっかくコンドミニアムを手配して、近くに有力なスーパーマーケットもあることから、到着ランチで動けなくなってしまうわけにはいかないのだ。
いやそうはいっても、このホタテ&イクラの美味しさは表現できないですね。もちろんこのお店でもお酒は飲めるのですが、できれば気に入ったお酒で気に入ったツマミ・・・これが僕の(僕らの)望みです。