この日は朝米国大使館とのイベント打ち合わせ、ネバダ砂漠の中からリモートだという米国人と僕、それに主催者の大使館と通訳会社が参加している。本番は来週なのだが、1週間前に進行の打ち合わせをしたいと言ってきた。日本語ならいいのだが、英語で「出たとこ勝負」は結構きついので、事前準備はありがたい。
僕の説明するスライドは、英語のナレーション原稿まで出来上がっていたから、むしろ本番の方が楽。この日はスライドのポイントを即興の英語でいい、先方のコメントを聞くのが疲れる。1時間ほどでリモートの打ち合わせが終わり、身支度をして駅に向かった。
今日は、大手町に本社のある企業さんとのランチミーティングだ。指定されたのは、丸の内ホテル8階のフレンチ「ポムダダン」。昨年度、何度かお客様に会うためにカフェラウンジとして使っていたお店である。
丸の内ホテルのテラス席 - Cyber NINJA、只今参上 (hatenablog.com)
今は丸の内のオフィスから移転したので、その目的で使うことはなくなっていた。12時半の約束で、ぎりぎりに行くと先方はお二人とも見えていた。一人の方とは、ずいぶん久しぶりにお会いする。名刺交換して着席すると「シェフのおすすめコースを頼んであります」とのこと。メイン料理とドリンクを選べばいいわけだ。メニューは、
・真鯛とアサリの前菜
・メインは、スズキのグリルか子羊背肉のロースト
・フルーツとパイのデザート
だったので、メインは子羊を選んだ。ドリンクはアイスティー。
前菜の真鯛はとても分厚いカルパッチョ風、それをつまみながら本題に入る。先方としては、業界団体や霞ヶ関の最新動向が知りたくて、何人かの関係者と意見交換を続けているのだという。
僕としてもその企業が属している業界団体にはお世話になっているし、企業自体の影響力にも期待しているので、思っていることをストレートにお話した。伝統的な企業だが、外部への働きかけを強化したいという意識は充分感じられた。
子羊肉は柔らかく、ローズマリーの香りがするソースによく合った。デザートは見た目にも美しい。最後は知っている人たちの消息、何人も会社を移った知り合いがいた。僕が若いと思っている人たちも50~60歳に近く、異動の時期なのだ。でも人生100年時代です。これからもよろしくお願いしますよ。本日のところは、ごちそうさまでした。