Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

冷やし中華と冷やしラーメン

 盛夏である。このところ海辺の街熱海でも、連日最高気温が30度を超え、最低気温が25度を下回らない。先週には海開きもあって、マンション周辺を水着(に近い)姿で歩く人が増えた。この週末は来宮神社例大祭<こがし祭り>。2週間ほど前から笛や太鼓の練習の音が聞こえてくるし、街のそこかしこにお祭りの提灯が下がっている。

 

        

 

 どうしても食欲が出てこない暑さで、家内とお酒を呑むならそこそこ食べられるのだが、禁酒日となるとディナーには工夫が必要。どうしても冷たい麺類が食べたくなるが、そうめんやざるそばだけというのは、ちょっと栄養上問題だ。そこで、東京から帰ってきた日、駅ビルの「五味八珍」で季節限定メニューの冷やし中華を注文した。

 

    

 

 きゅうりとハムの細切り、錦糸卵、もやし、トマトが盛り付けられた豪華版。清涼感のある透明の深皿に入っている麺に、一つだけだがずっしりとした重みと旨味の焼売が付いてきた。紅ショウガとカラシはお好みで・・・1,089円なり。やや細めのちぢれ麺に、酢の効いたスープをからめてさっぱりといただいた。麺類で1,000円は高いと思うが、具材が豊富なので納得。

 

 同じ週、今度はランチタイム。市役所に用があって、その帰り「麺屋悟り」に寄った。泡味ラーメンが売りの店だが、僕は炒飯を食べることが多い。それでも暑さに耐えかねて、これも夏季限定の冷やしラーメンの食券を買った。950円なり。

 

    

 

 店主ひとりで切り盛りしているランチタイム。「冷やしはお時間いただきます」と言われて、10分ほど待った。サービスの半ライスが付いてきた。器は普通のラーメンと同じもの。やや甘めのスープと中太麺が具材の下に隠れている。叉焼、メンマ、うずら卵、ネギ、モヤシに大きな海苔が1枚。なるほど、これは冷やし中華ではない。熱くないだけで、具材や盛り付けなど全てラーメンである。器に付いているカラシと、別途貰った酢をかけて、味を調整しながら混ぜ合わせた。

 

 どちらかと言えば、冷やしラーメンの方が僕には合っているようです。汗をかかないで食べられるラーメンが、この時期嬉しいですね。