Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

国内線プレミアムクラス初体験

 札幌での会合は興味ある議論ができて満足したのだが、午後4時も近くなると陽が傾いて寒さがつのる。現地の人達と簡単な挨拶を交わして、東京から行った仲間たちと早々に引き揚げることにした。

 

 実は青い日系航空会社から、今年度一杯使える<プレミアムポイント>を20貰っている。派手に海外出張していた時でも、年間40ポイントくらいだったから、航空会社の特別サービスといえる。以前は(天敵である経理がビジネス利用を認めてくれない時)国際線アップグレードに使っていた。欧米路線で片道10ポイントでビジネスクラスに乗れた。

 

 今はそんな使い方ができないので、昨年度のポイントは<スカイコイン>に替えた。今年度もそうするつもりだったが、せっかくフライトに乗れるなら国内線アップグレードに使ってみたい。今回の札幌の復路を、4ポイント使ってプレミアムクラスにしてみた。

 

    

 

 座席は4K、最初のブロックの左最後尾。国際線の<The Room>には及ばないが、一昔前のビジネスクラスほどの広さとアメニティが用意されている。このブロックには28席あるが、今回の乗客は6人だけ。

 

 モニター画面も大きく、見やすく、NCISの第17シーズンのビデオがメニューにあったので早速視聴。離陸してしばらくするとCAさんが「早めの夕食をご用意しています」という。ドリンクは?と聞かれて、禁酒のつもりだったのに白ワインを(反射的に)頼んでしまった。

 

    

 

 運ばれてきたのは、和食のお膳。煮物、焼き物、揚げ物、サラダ、酢の物など30品目を1食で摂れそうな豪華膳である。白ワインは180mlのミニボトル、足のない(機内用の)ワイングラスが懐かしい。おかずを少しずつつまみながら、グラスを傾け1本がすぐ空いてしまった。CAさんが「お代わりはいかがですか」と勧めてくれたが、ここで酔っぱらうわけにはいかない。毅然と断り、炊き込みご飯を食べた。

 

 国際線が乗りにくい今、気分を味わせてくれた最高のフライトになりました。今度は家内と那覇線くらいで試してみましょうかね。