Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

マンジャーレのフライト

 長いようで短かったスペイン旅行も今日で終わり、日が出たばかりの早朝(といっても8時過ぎ)ホテルをチェックアウトして迎えの車に乗り、バルセロナの空港へ。渋滞しながらも30分足らずで着く、便利な空港だった。今後この街は個人旅行で滞在する有力な候補地になった。


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 旅行社の示すスケジュールは、十二分の余裕をとってある。バルセロナ空港では2時間以上も待ち時間があった。朝食をとってこなかったので、ちょっとお腹がすいた。まずローマ行きのアリタリア航空に乗る。ビジネスクラス席ではあるが、小型機のそれは普通の3人席を2人で座るだけで特別な設備はない。
 
 ただ出てくる料理はさすが。ぞんざいに盛ってあったがラザニアの美味さは絶品。じゃサラダも・・・ちょっと待て、ここで腹いっぱい食べてどうする。我慢して全部は食べずに、ローマで降りた。ローマでいよいよ成田行きのビジネスクラスに搭乗することになる。往路については「アモーレのフライト」と紹介したが、もちろん食の国でもあるイタリアを代表する航空会社、「マンジャーレ」も忘れてはいけない。
 
 往路と同じ隣りあわせの席に座って、夫婦で目を皿のようにしてメニューを見る。メインの食事は、トラディッショナルなものとヘルシーなものの2種。飛行機がタキシングしている時にもう、CAがオーダーを取り始めている。付近のビジネスマンと思しき男は、簡易メニューを注文しさっさと食べ寝てしまった。
 
 イタリア語は読めないので、日本語メニュー(ちょっと手抜きっぽい)を見てそれから英語メニューでチェックする。トラッドの方は「お腹一杯になる」とある。ヘルシーの方は前菜から牛のキューブ肉、どこがヘルシーだと思いながらお腹一杯は困るので2人ともヘルシーの方にした。

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 ワインはと聞かれ、一皿ごとにお勧めワインがあると書いてあるので、料理に合わせて持って来てくれと頼んだ。アミューズカンパリ、一皿目がスパークリングワイン、二皿目が白ワイン、メインが赤ワインである。この方法は、以前ウィーンのワインバー「シューベルト」で経験したものと同じだ。
 
 ヘルシーとはとても思えなかったのだが、さすがのお味。合わせたワインもひとつひとつ大事に飲んだ。ひと眠りしてから、起きだしてチーズの盛り合わせを注文。もう1杯赤ワインを飲んだ。「マンジャーレのフライト」として、とても満足できましたよ。また乗れたらいいですね。