Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

ワーキングランチ(聘珍楼)

 僕のオフィスのある丸の内から、よく用事のある霞ヶ関までは直線では1kmくらいだろう。ただそれは皇居の中を通っての事。地上を歩いていくとすると、僕は日比谷経由で行く。つまり霞ヶ関の人と僕たちが会いましょうと言うことになると、中間地点は

日比谷辺りと言うことになる。

 

 だからゆっくりランチでも取りながら意見交換をしましょうとなると、日比谷近辺は有力候補地である。いつぞやは、ペニンシュラ・ホテルでそういう会合をした。今回は富国生命ビルの最上階(28階)にある中華の名店「聘珍楼」が選ばれた場所。ここを決めた人によると、ゆっくり意見交換ランチのできる個室がある店は多くないとのこと。
 
 僕らが先に着いて、そんな話をしながら待っていた。6人以上は入れる個室の丸テーブルに、椅子は4つだけ。窓からはお濠と丸の内のビル群が見える。先方が2人到着して、自己紹介の後意見交換開始。まずお茶を頼み、運ばれてきたのがスープと前菜3種盛り。単なる玉子スープではなく、フカヒレでも入っているのだろう。滋味深いスープである。前菜は左から、春雨、チャーシュー、ザーサイ。ちょっと青みがかったところもある、このザーサイが美味しかった。

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 続いてメインの料理が2種と小振りのご飯。レンコンとヒラタケ(と思う)のオイスターソース炒めに、イカチンゲンサイの炒め物。前者はしっかりとした味、後者はさっぱりとした味がベースになって、それぞれの食材の味を引き立てている。
 
 さすがは中華の名店で、ご飯も大変美味しく、最後の杏仁豆腐まで満足できるコース料理だった。眺めもいいし、結構ややこしい話をしたのだが、それもこういう店でなら気兼ねなくできる。ここを選んでくれた人に感謝です。