Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

丸の内ホテルのテラス席

 先週に引き続き、丸の内ホテルの8階ラウンジで人に逢うことになった。確かに高価なのだが、利便性がいいしもちろん美味しいので「COVID-19」対策下では、いい「応接室」といったところ。約束の時間にぎりぎりになったので急いでいると、電話がかかってきて「テラス席にいます」とのこと。

 

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 特に意識せず「はいよ」と返事をして、エレベータに乗った。ラウンジカフェに入りテラス席はと聞くと、奥のガラスドアを示してくれた。テラスの外側はもう東京駅の真上。そういえば「シン・ゴジラ」のラストはこの場所だったよなと考えながら席に着いた。同僚によれば、

 

・屋内席のつもりだったが、マスクを外した奥様族が多く危険

・今日からこの換気120%のテラス席が使えるようになった

 

 らしい。確かに換気はいいのだが、ちょっと風が強すぎるかもしれない。また電車が頻繁に通る時の騒音も、かなりなものだ。マスクを付けてはいるが、大声で話さないといけない。すぐに水のグラスとマスク入れを持ってきてくれた。なるほどこれがあるから、屋内の奥様達はマスクを外しておしゃべりになっているわけね。

 

 注文したのは僕はいつものアイスコーヒー、同僚は抹茶ケーキとローズヒップティー。スイーツを頼んだだけなのに、ナプキンからカテラリーのセットまで持ってきてくれた。田舎者の僕は、シティホテルのサービスにあきれるばかり。

 

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 打ち合わせの合間に「あの和服姿の奥様族、何者?」などと会話しているうちに、僕らだけだったテラス席にサラリーマン風の2人が加わった。ひょっとすると密談かね?

 

 やってきた抹茶ケーキは、とても大きな皿に見事な盛り付け。直径が1/3でも十分乗っけられそうだが、そんなケチ臭いことを言ってはいけない雰囲気である。打ち合わせ書類を脇によけなくてはいけないくらい、場所をとってしまう。

 

 打ち合わせが終わり帰り際にくだんの奥様達を見ると、アフターヌーンティーセットをまだ半分残した状態で、おしゃべりに夢中。同僚が「怖くないんですかね」というのだが、それよりおしゃべりが重要なのだろう。尾身先生のおっしゃる「新たな感染源」、路上飲酒族だけじゃなくて、ここにもあったかもしれません。