Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

「マンボウ」が残った小田原で

 今週、オリンピックを意識してかどうかは分からないが、沖縄を除いて緊急事態宣言は解除され「マンボウ」に移行、「マンボウ」地域も縮小された。緊急事態と「マンボウ」の違いが分からないという世論も多かったが、東京や大阪で、お酒を提供した営業が可能になったというのは、「違い」をはっきりさせたい政府・自治体の苦肉の策と言えるだろう。

 

 それでも、AM11時~PM7時まで、2~4人まで、90分以内という制約では営業できないお店も多いと思う。昨年お酒のラストオーダー20時までという大阪市の制約があったころ、出張した僕を地元の人が「隣の区なら22時まで呑めます」とタクシーで連れて行ってくれたのを思い出す。19時までじゃ呑んだ気にならないのが、呑み助というものだ。

 

 飲食店への協力金支給が滞っているのは論外としても、飲食店側からすれば「どこまでいじめれば気が済むのか」と怨嗟の声がでて当たり前の「規制」である。市民に「禁酒」を強いておいて、オリンピック村はお酒OKという報道もあり不満は高まる一方だと思う。

 

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 さて僕の生活圏でもある神奈川県だが、以前から緊急事態ではなく「マンボウ」状態。ただ対象市町村が、藤沢⇒茅ヶ崎⇒平塚と東海道線に沿って伸びて来て、とうとう小田原まで入ってしまっていた。それが今回の緩和で、藤沢~平塚のエリアは「マンボウ」から外れた。しかし小田原だけ残っているのに驚いた。

 

 この日も、小田原にちょっとした用事があってやってきた。人口4万人たらずの熱海の街では不自由も多いのだ。かといってあまりよく知らない三島・沼津に出かけるよりは、どうしても足は小田原方面に向く。

 

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 用事を済ませ「KALDI」を覗いて、駅まで戻ってきた。もう14時過ぎだがお腹が空いてきたのでランチを食べて帰ろうと思う。一瞬「minaka」に行こうかとも思ったのだが、どうしても割高感がある。それで小田急線の改札口にある「箱根そば」に入った。「かつ丼セット」の食券を買い、冷たい蕎麦と言い添えた。これで660円なり。

 

 ミニかつ丼なので、トンカツは半分だけ、丼も小さい。蕎麦の方は、昔から食べているせいかツユも麺の固さも気に入っていて、ワサビが良く効いてさっぱりとした味わい。遅めのランチで満腹になりました。「マンボウ」続きでも、この街にはちょくちょく来ますよ。