Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

紙クーポンと電子クーポン

 さて改めてチェックインして、いつものように部屋をカスタマイズするのに1時間ばかりかかった。昨年から連続4回、全く同じ部屋を予約している。6部屋しかない小規模なコンドミニアムだが、各階の部屋の作りが微妙に違うのだ。気に入った1室を決め打ちにして予約するのが、僕ら流。だからカスタマイズも手慣れたもの。

 

 とりあえず暮らせるようになったので、基礎食材の買い出しに出る。今日は自由市場が休みなので、MaxValueとCoopで野菜・果物・お酒を見繕ってくる。前回お酒の量を間違えて買い込み、最終日に呑みすぎる羽目になったのが反省点。6泊とはいえ油断せず、必要な量をきちんと決めて買ってくるようにする。

 

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 あらかた冷蔵庫とお酒の棚が整ったところで、家内は夕食の下ごしらえを始めた。僕は「Go To Travelの電子クーポン」に挑戦しなくてはいけない。予約番号とサイトのIDを入力して、今度はクーポン発券画面まで到達した。14,000円分もらえたらしく、以前からある「函館市グルメクーポン」と合わせると、18,000円という大盤振る舞いである。

 

 この手のサービスには、初期不良が多い。本当に使えるかどうか、まず1,000円ほどの商品で試してみようと近くの大手コンビニに行ってみた。クーポンの使える店には入り口に表示(紙のみか紙も電子もか)があるし、あるサイトには使える店が地図上に示してある。サイト上では大手コンビニは電子クーポンOKなのだが、店頭では紙のみとの表示。3軒聞いてみたが「まだ使えません」とのこと。チェーン全体のシステム対応が間に合っていないようだ。

 

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 朝市のどんぶり横丁などでも、紙クーポンは使える店がほぼ全部。一方電子クーポンが使えるのは、高価なお土産(メロンやカニ)を発送する店だけだった。大手の居酒屋や「はこだてビール」などでは電子クーポンが使えるようだが、せっかくコンドミニアムを借りて「ウチ呑み」をしようとしている僕らには、好もしい話ではない。

 

 到着日最初のディナーは、一体電子クーポンで何を買えばいいのか?答えの出ない家族会議になってしまいました。