真珠湾でアリゾナ記念館入り口から右手に行くと、1隻の潜水艦が係留されている。これがボーフィン博物館、潜水艦に関する展示館と実物の潜水艦内部を見学できる。2つがセットになって、$15/人。これもガイドブックの表示よりは値上がりしていた。
◆排水量 水上 1,526トン 水中 2,424トン
◆最大速力 水上 20ノット 水中 9ノット
◆乗員 士官6名、兵員60名
◆兵装 53cm魚雷発射管10(前部6、後部4)、
5インチ砲、40mm機関砲、20mm機銃 各1
呉で「鉄のくじら館」という海上自衛隊の退役潜水艦の内部を見せてくれるところに行ったが、指揮所などごく一部しか公開されていない。ボーフィン号は古くてかくすこともないせいだろうが、前部魚雷室から後部魚雷室まで、ほぼ全部を見ることができる。
甲板を歩いて前部ハッチから船内に入る。このハッチは観光客が入りやすいように階段状に改装されていた。僕(小柄な日本人)から見ても、非常に狭い艦内である。コニシキみたいな人は乗員になれないだろうが、それでもでかい米国人はずいぶん窮屈な思いをしただろう。主力兵器の魚雷室だって、こんなに狭いところで重い魚雷を扱っていたのかと驚かされる。
<続く>