Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

箱根の「木の細工」

 延期されたとはいえ東京オリンピックパラリンピックに向けてであろうが、方々でリニューアル工事が進んでいる。たまに出掛ける青山一丁目のメトロの駅も、いつも使う出入口が封鎖中で迂回を余儀なくされてしまった。それでも工事が終われば、きっと綺麗で便利になっていることを期待している。

 

 新幹線の小田原駅待合室付近も、トイレのリニューアルが終り「綺麗で便利」になっている。入り口のところには、箱根の寄せ木細工のディスプレイがあった。そうそう、この駅は箱根の入り口。以前紹介したように、箱根湯本の駅は小田急で指呼の距離だ。

 

 新幹線の駅がある熱海と違い、観光地箱根(強羅)は小田原から箱根登山鉄道に乗り替えて1時間弱かかる。せっかく昨年の19号台風の被害は復旧したが観光客は戻っていないで運休中だ。近いせいで箱根のショールーム的なものは小田原に多い。上記の寄せ木細工のディスプレイもそのひとつ。

 

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 本格的なショールームは、小田原駅前の地下街「ハルネ」にある。以前も紹介したのだが、この地下街には、ひものの「山安」やワインが豊富な「KALDI」があって、よく立ち寄る所だ。この日は「木ってすごいね」というイベントをやっていた。常設なのかどうかは知らないが、木製の郵便ポストが目を引いた。

 

 「木のはがきは下記で販売しています」とある。すると、はがきも木製だしこのポストも郵便ポストとして使えるということだろう。展示会場には「からくり箱」も置いてある。もっと驚いたのは、象を形どったオブジェ。

 

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 なにか芸をするわけではないが、上部を青、下部を赤に塗って青地のところどころに白い星を付けてやったら、トランプ先生(共和党)へのプレゼントになるかもしれない。

 

 確かに木というのは自然素材だし、どうせ間伐などで材料は出てくるわけだから環境問題に前向きな人(トランプ先生の言う悲観論者)には好意を持って迎えられよう。僕も手触りなど決して嫌いではないが、本来道具は「使えればいい」という主義なので身の回りには木製のものは多くない。

 

 まあこういうものを見て、住まいのそばに箱根という「木の街」があることも何かのご縁。そういえば昨年の豪雨で不通になっていた箱根登山鉄道は、今月中に全線開通するそうです。木の何かを探しに行ってみるのもいいですね。Go to Travel キャンペーンで・・・。