Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

「Sangre de Toro」のおまけ

 スペインのワインも結構好きで、昨年1月にマドリードバルセロナに旅行したときに、地酒のようなワインを呑んでとても美味しかったのを覚えている。スペインもいろいろな地方に分かれていて地方ごとに自慢のワインはあるようだが、日本で比較的手に入りやすいのが「トーレス」のワイン。

 

 バルセロナ近郊のペネデスを拠点として、140年間家族経営で伝統・名門の味を守っているとカタログにある。僕らはほぼ15年ほどこのワイナリのものを呑んでいて、昨今の「Stay Home Week」で拍車がかかるように呑み始めた。理由は、赤青の航空会社マイレージで貰える中によく入ってくるから。代表的な銘柄「Sangre de Toro」はペネデス付近のブドウ品種(ガルナッチャ、カリニャン)を使用して、手ごろな価格と飲みやすさを実現したという。

 

 「トーレス」のシンボルになっているのが「駆ける牛」、古代ローマの酒の神バッカスが牛に化身して走る姿を現している。この牛、ラベルに印刷してあるだけではなくボトルの口のところにミニチュアとして付いている。ずっと黒い牛ばかりだったのだが、このところ白ワインには白い牛もミニチュアが付いてくるようになった。

 

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 それらを、食卓の上に「放牧」してみたのがこの写真。もっとボトルは呑んだはずなのだが、今手元で生き残っているオマケは10頭あまりである。これをみていたら、またスペインに行きたくなってしまった。

 

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 スペインも「COVID-19」の被害が大きかった国、最近米国やブラジル、ロシアの被害が大きいのでニュースで伝えられなくなっている。調べてみると6月から海水浴は解禁になるくらい緩和の方向らしい。残念ながら僕らの一番行きたいバルセロナは、被害が大きくビーチ開きもできていないそうだ。

 

 スペインのGDPの12%は観光産業であって、これなくしては国が成り立たない。さらに、日産がスペイン工場を閉鎖するという話もある。外国人の「2週間待機」命令も解除されたとのことなので、来年か再来年また行けたらいいなと思っている。その頃には航空路線もかなり改廃されているだろうけど、できれば日本からの直行便が飛んでいてくれることを・・・。ドン・キホーテさんも待っていてください。