Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

バルセロナを食べる(前編)

 バルセロナ滞在は4泊、毎日のディナーは到着した日に見つけたホテルの建物の隣接したビルにあるレストランに通い続けた。明るいうちにチェックインできたので、地下鉄の回数券を買ったり駅周辺を偵察するなどしてお店を探した結果、店頭にあるパエリアの写真が気に入って入ってみた。

 
 最初出されたメニューリストには、パエリアのほかピザやパスタ、サラダ、グリル料理があるだけだったが、スペインに来たらタパスだろうと追加のメニューを頼むとタパスメニューが出てきた。1枚ピザを食べてしまうと小食な上にお酒を飲みたい日本人中高年2人には、もう食べることができる余地が少ない。

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 だから色々食べたい僕たちには、おつまみ風のタパスはとてもありがたいのだ。4日間にわたって、いろいろなタパスを経験することができたので、その一端を記録にとどめたい。
 
◇サングリア
 飲み物は主としてビールとワインだったのだが、1杯だけこれを頼んでみた。スペイン語で「血」を意味する言葉のようで、赤ワインがベース。ラム酒などでアルコールを加え、フルーツジュースで割る飲み物である。大きな氷2個が浮かんでいて、キンキンに冷えていた。清涼感はあったのだが、部屋の中も大して温かくなくくしゃみがでてしまった。今度は夏季に試してみたい。
 
 一皿に4個のコロッケが、付け合わせの野菜と一緒に運ばれてきた。マドリードのサン・アントン市場のフードコートで食べて美味しかったので、ここでも真っ先に注文。ハム、チーズなど4種類の具から選べるのが、この晩のテーブル係のお兄さんがあまり英語がうまくないと言っていて、最終的にどれだったのかわからなかった。ハムだったように思うのだが、いずれにせよ外はサクサク中はジューシーという優れものだった。

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◆ペッパー
 ピーマンかししとう、その中間のようなものの素揚げ。単純な塩味だけなのだが、これが後を引く美味しさ。マドリードのホテルでメイン皿の付け合わせとして出てきて気に入ったので、これも初日に注文したもの。コロッケともども、揚げ油に秘密があるのかもしれないと思った。
 
<続く>