新型コロナウィルスの蔓延（･･･と言っていいですよね加藤大臣！）によって、日本中沈滞ムードである。感染者が屋形船で宴会でうつったようだとなると、屋形船のキャンセルが相次いでいるという。そんな中で、中華料理店で円卓を囲もうということになった。何故そんな羽目に･･･。
実は昨年もここ「東海飯店」では、円卓で料理を食べた。理由は、この会の幹事役が「500円／人割引券」を持っているから。彼は浜松町にある独立行政法人に勤務していて、この法人が「東海飯店」と特別の契約をしているのだ。集まってきたのは、僕を始めその法人とは無関係な男たち。そう、今日はここで大学時代の同窓会なのだ。
https://nicky-akira.hatenablog.com/entry/2020/02/01/060000
で紹介したように、１カ月前には名古屋地区で８名集まった。そのクラスの人たちの東京地区の10名の集まりで、偶然だが今回の幹事役の彼もドラゴンズファンである。彼は、「武漢の状況などもあって中華でいいのかと思ったが、割引券の関係で今年もここです。前回は１階だったけど２階にしてもらえたから（広くて）いいでしょ」とケケケと笑う。学生時代から変わらぬ、特徴的な笑い方だ。
彼もこの夏には完全リタイアするという。そうなるとフルタイムで働いているのは、僕ともう一人大学で教えている人など三人だけになる。もちろん、特許の仕事・予備校の仕事などなどパートタイムでは何かをしている人が多い。
僕の隣に座った人は、「営業職で若いころ死ぬほど酒を飲んだし、タバコも半端なく吸った」と最初からウーロン茶。珍しく卓上に灰皿があるのだが、誰もタバコを吸わない。みんな学生時代には吸っていたよなと思い出したが、理由は２点。
・値段が高くなった
・吸える場所が限定されてきた
奥さんが嫌がるのでベランダで吸っていたら、マンションではそれを禁止されてしまうこともあるらしい。
幹事役は「病気自慢はだめだよ」というのだが、禁煙話からは自然にそっちに向かっていく。幹事役はそれを引き戻そうと、「孫談義」に持ち込む。彼は６名の孫持ちである。そんな話をしているうちに、この店自慢の餃子（大振りで美味しかった）から炒飯、デザートまで出てきてしまった。あっという間に２時間が経ったようだ。割引券はそのころは使えないようだが、また来年元気で会えたらいいね。
