Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

湯島半之助「板前弁当」

 珍しいことだが、この日はとても忙しかった。大きな会合が3つ重なっていて、うまい具合(?)なのか、30分づつ時間を空けてちょいと離れた場所で会合がある。この数年スマートホンのスケジューラ頼りなのだが、こんなにうまくスケジューリングできた例は少ないと画面を見て感心していた。

 

 スケジュールが確定してしまえば一旦忘れるのが、僕のやり方。前日ぐらいになって、「あ、ここへ行けばいいのね」などとノー天気に(これもスマホの)地図アプリに場所を登録して寝てしまう。ただこの日のは、前日に見直して、

 

 「あれ、いつランチすりゃいいんだ?」

 

 と、見落としに気づいた。1230まで某所で会議、1300からはちょっと離れた某所で会議、1500に終わるのだがまた別のところで1530から打ち合わせ・・・。ま、仕方がないとあきらめていたのだが、最初の会議場へ向かう途中で前回の話し合ったことなど思い出していて、

 

 「次回はお弁当を用意します」

 

 と座長さんが言っておられたのを思い出した。これぞ福音そのものである。一旦緊張して、ちょっと安心するとダラけるのが僕の悪い癖。会議では、いつも以上に暴言を吐いていた可能性がある(ゴメンなさい)。

 

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 にもかかわらず、この日いただけたのは豪華なお弁当。綺麗な和紙にくるまれたお弁当箱を開いてみると、たっぷりとした炊き込みご飯の周りに、多くのおかずが文字通り「詰め込まれて」いる。このお弁当は、下町生まれで「人と食」は切っても切れないと言う和食会の重鎮、金子半之助の流れをくむ仕出し屋さんのものである。

 

 煮物、揚げ物、焼き物・・・牛肉、海老、鮭・・・バラエティ豊かな食材で、各々にしっかり下味がついている。会議は続いているのだが、心持ちの50%ぐらいは箸の先に行ってしまっているようだ。どれが美味しいということではなく、あっという間に食べてしまった。

 

 いや、これは和食の「粋」でしたね。盛り付けはもちろん食材の斬り方や組み合わせ方も参考になります。加えて次の会合に余裕をもって行けることになりました。用意していただいた方に感謝です。ごちそうさまでした。