Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

朝市食堂「二番館」

 今回の滞在では夫婦二人で一緒に動く時間を減らし、「自由時間」を増やした。海外だったり初めての街だとそうもいかないのだが、毎年来ているこの街ならそれは十分可能だ。公共交通機関ではSuicaも使えるし、市街地のどこからでも函館山を見ることができて自分の位置を掴みやすい。

 

 僕は「自由時間」を使って、朝昼に4回ひとりで外食をした。そのうちの1回は昨日紹介した「元祖インドカレー小いけ」なのだが、2回は駅前朝市の2階にある「二番館」という食堂で食べた。朝市のエリアには、駅に近い方から、「どんぶり横丁」「朝市」「朝市ひろば」の建物があって、さらにその南や東のエリアに小規模な店舗が並んでいる。

 

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 中心の建物のうち、「朝市」以外の2つは最近建て替えられて綺麗になっているが、中央の「朝市」だけは古い建屋のままだ。それが風情があっていいという人もいる。結局売っているものに大差はないように思うから。その中央には小規模ながら「活イカの釣堀」というアトラクションもあって人だかりができていた。この「釣堀」の上あたりが「二番館」という食堂。華美さはなくその分お値段が安いから、元は朝市で働く人たち向けの食堂だったように思う。

 

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 この日の朝食べたのが、「まぐろ丼」(980円)。薄切りのまぐろの赤身が7~8枚のっていて、みそ汁と漬物が付いてくる。付近の食堂なら最低1,500円はするからお得感が高い。もっとリーズナブルなワンコイン丼もいくつか用意されている。

 

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 最後の日の朝には、「銀ダラ定食」(1,200円)を食べた。銀ダラの味噌漬けをじっくり焼き上げたものに、ご飯・味噌汁・漬物・小鉢2つが付いてくる。おおきめの小鉢にはいろいろな魚の炊き合わせが入っていて、まぐろやサーモンの小片を楽しんだ。

 

 もちろんメインの銀ダラは分厚い身で、骨の周りの肉や焦げ目がついた皮が特にうまい。このメニュー、8年前(東日本大震災の年だったから覚えている)駅前の別のコンドミニアムに滞在していた時食べている。懐かしさで今回注文したものだ。確かあの時は、1,000円だったな・・・と思いながら。

 

 お値打ちに美味しいものが食べられる「二番館」、また来ますよ。近いうちにね。