Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

台北101

 高さ510m弱、地上101階建て(+地下5階)のランドマークである「台北101」は、2004年に当時世界最高の建物として開業した。台北市周辺のどこからでも見ることができ、松山空港到着時もそれが見られると「あ、台北に来たな」と感じる。

 

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 地下鉄淡水信義線の台北101/世貿駅に直結していて、89階の展望階(デッキは91階)まで東芝製のエレベーターで39秒で上がることができる。地下1階から6階まではショッピングセンターになっていて、一流ブランド、土産物屋、フードコートなどが詰まっている。
 
 地下1階には高級スーパーマーケットの「Jasons」も入っていて、フードコートと共に多くの人が入っていた。実は台北101に地下鉄がつながったのは5年前、開業から9年も経ってからである。それまでは、最寄り駅から無料シャトルバスを運行していたらしい。開業当初物珍しさで一時期人出があったが、観光客を含めてそれが一巡すると客足が遠のいたようだ。交通の便が良くなって、今は「満開」といったところだ。
 
 地下鉄板南線善導寺駅に近いところに「欣欣百貨店」というショッピングセンターがあって、ここの地下にも「Jasons」とフードコートがあった。3年前来た時には、フードコートで昼食を食べ「Jasons」でお土産を買ったりしたのだが、今回行ってみるといずれも閑散としていた。立地的には台北駅にも近く、中山駅からも歩けるところなのに、台北101などの新興エリアに客を奪われているのかもしれない。
 
 今回も展望台には登らなかったが、いずれ戻って来て登ることもあるだろう。その時までPM2.5などで視界が悪くなるのは避けてほしいものだね。日本に比べてバイクが多いせいか、のどが気になる空気でもありますし。