Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

懐かしい街「サカエチカ」

 昨年末名古屋へでかけた出かけた時、ちょっと立ち寄ることができたのが「サカエチカ」。名古屋という街の中心地はJR名古屋駅前ではなく、そこから地下鉄で2駅東に行った栄駅周辺だった。100m道路が交差し、当時の高層ビルが立ち並んでいた場所だ。地元の名古屋鉄道などは、ここが始発の線路(名鉄瀬戸線)まで運行していたほどだ。

 

 名古屋という街は、夏暑くて冬寒い。できれば街中を歩きたくないという時期が東京などより多いのだ。大学時代東京の大学から移ってこられた教授と呑んでいて、

 

 「名古屋はだめだ。みんな地下を歩いている。東京・大阪は地上を人が歩き、商業が栄え発展していく。名古屋は発展しない」

 

 となぜか関西風のイントネーションで聞かされ続けた。その真偽はともかく、名古屋の中心街栄には、「サカエチカ」という当時の基準からすれば広大な地下街が広がっていた。今回通り掛かってみると、この地下街が開業50周年を迎えたという。

 

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 地上に出れば暑くて寒い。当初防火帯として設計された100m道路も、クルマの街名古屋では渋滞を起こしていて煤煙が舞っている。だから人は地下に逃げ込んで、休憩し食事をし、ショッピングを楽しんだ。それは周辺の大きなデパートや老舗店が家電量販店・ドンキホーテなどにとって替わられても変わっていない。

 

 広い地下街の中心になっているのが「クリスタル広場」、100m道路の交差点下に設置されていて、三越・マルエイといったデパートに直結している。だたデパートという業態が時代遅れになりつつあるのか、テタントも様変わりしていて、マルエイは1フロアが100円ショップ「ダイソー」、もう1フロアが古本「ブックオフ」になっている。

 

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「クリスタル広場」は昔から待ち合わせの定番、僕も何度かここで落ち合って呑みに行ったことがある。名前の由来は「キラキラ輝く広場」ということだから、今回は冬の装いで雪をイメージしたイルミネーションが輝いていた。

 

 ただ50年前と様変わりしているのは、ここで待ち合わせをしている人たちの方。スマホをかざして記念撮影している人たちの言葉が、日本語ではない。時節柄韓国語は聞こえない。もちろんメジャーは中国語・・・。懐かしくはあったのですが、こんなところまで「オーバー・ツーリズム」かとちょっと複雑な気分になりました。