熱海の駅前アーケード街を歩いていて、珍しいものを見つけた。この商店街、「あつお」というバーコード頭で浴衣姿のオヤジ人形(ゆるキャラというよりぬるキャラ)や、おっぱいタオル、アディダスを真似た「Fujides」「Ajides」などと書いたTシャツ等々意味不明のものをぶら下げている。もちろん定番の温泉饅頭や干物も売っているが、ふざけたものが目立つ。
この画像の店では揚げ立て250円で1個販売している。立ち食い客がターゲット。その他の店のパック入りは、3個詰めで450円。調理代が100円なら、そんなものかとも思う。味の方はどうなのだろうかとも考えたが、夕食の障りになるので立ち食いものは買えず、パック入りを自分で焼くのもはばかられた。
その時思い出したのが、昨日紹介した西麻布のレストラン「Fermintxo」で食べた肉団子料理。豚肉とイカのミンチを合わせてミートボール状にし揚げて、マッシュルームなどを交えたトマトソースを掛けたものだった。まるまる全部豚肉よりは、歯ごたえがよくさわやかな味がした。イカのすり身は脂質が少ないからだろう。「Fermintxo」のシェフの工夫には感心した。