Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

MaxValue東海の北海蒸しタコ

 タコという食材は、欧州ではあまり見かけない。食べるとしても地中海寄りのギリシア、イタリア、スペインくらいらしい。昔ドイツ人と仕事をしていた時、彼らが出張してくると居酒屋に連れて行くこともあった。そこでウニを一口で呑み込む奴もいたが、タコを見るだけで吐きそうになった奴もいた。彼らに言わせると「悪魔のような姿」らしい。

 

 それはさておき、僕はイカよりもタコが好き。何度も通った函館では、自由市場でもMaxValue若松町店でも、タコは必ず買ってきて食卓に乗せた。

 

https://nicky-akira.hatenablog.com/entry/2020/09/28/140000

 

 太い脚を、芯まで火を通さないで「Rare」にしたのが美味しい。日本酒はもちろん、白ワインにもよく合う函館らしい食材である。

 

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 もちろん日々の熱海暮らしでも、タコはよく食べる。MaxValue熱海店ではモーリタニア産のゆでだこが毎日手に入る。例えばこんな感じでマグロやサーモンと一緒に盛り付け、前菜とする。脚はゆで過ぎなのか細くなってしまい、芯までしっかり火が通り固くなっている。まあ、北海道とは違うのだから仕方ないとずっと思っていた。

 

 それが今年の「COVID-19」騒ぎのせいでサプライチェーンが変わったようで、春先にMaxValue熱海店のチラシに「北海蒸しタコ」というものが載った。早速買ってきたところ、自由市場の「タコおじさん」のところの商品にかなり近い味や食感。太さも十分で、いったんタテワリにして脚の半分をスライスしないと一口で食べきれないほどである。

 

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 芯は「Rare」で、少し水っぽいところがいい。これが今回活きのいいカツオと盛り付けた前菜。吸盤の太さを見ていただきたい。ちなみに後方は、豪州のリーズナブルな価格の白ワイン、メインのお肉料理用には左のキアンテイクラシコ。刺身の上に散らした穂紫蘇などは、家内の家庭菜園からの直送。

 

 「北海蒸しタコ」は数回/月入荷するので、函館に行かなくても美味しいタコをつまみにお酒を飲むことができるようになりました。さて、じゃあ今夜も一献・・・。