Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

旧友に会いに萩へ(サンライズ出雲)

 大学時代の同級生の間で、昨年亡くなったクラスメートのお墓参りに行こうという話が持ち上がった。日程を聞くと調整できそうなので、僕も参加することにした。彼は山口県萩市の出身。大学2年の夏休みの折、実家に2泊ほどさせてもらった恩もある。日時だけ決めて、現地集合現地解散だという。それならと僕なりの往路・復路を考えた。

 

◆往路

 熱海から<特急サンライズ出雲・瀬戸>で、早朝岡山着。岡山から山陽新幹線新山口へ、そこからは高速バス<はぎ号>に乗る。

 

◇復路

 JR山陰線東萩駅から益田へ。益田で一泊して、市内にある「萩・石見空港」から羽田行きの便に乗る。

 

    

 

 一番難しかったのが<特急サンライズ>の指定席。でも熱海駅みどりの窓口さんが頑張ってくれて、最後の1席(ノビノビ座席)が獲れた。当日、初めて23時過ぎの熱海駅にやってきた。他の最終電車は出ているので、プラットホームにはこの列車に乗る数人だけ。

 

    

 

 プラットホーム上で(交代する乗務員だろう)検札までしてくれた。

 

        

 

 ノビノビ座席というのは、こんな具合。薄い布団1枚だけだが、スペースはまずまず。枕元には読書灯と紙コップが用意されていた。すでにお休みになっている乗客もいたが、スマホ片手に写真を撮っている人も少なくない。トム・クランシーの軍事スリラーを持ってはきたが、もう夜も遅い。リュックを枕代わりに、早々に就寝した。三島駅にも停まったようだが、それ以降のことは覚えていない。

 

    

 

 目覚めたのは4時半過ぎ、列車は赤穂辺りを走っているようだ。外はまだ暗いが、スマホのMAPが役に立つ。徐々に明るくなって、6時過ぎには岡山駅に着いた。ここで<瀬戸>と<出雲>が切り離される。本当は、いまや日本で唯一の寝台特急にもっと乗っていたいのだが、出雲まで行くと萩に着くのが夕方になってしまう。ここから山陽新幹線に乗り換え、新山口駅まで行く。

 

<続く>