Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

エアクラフト・インテリア・エキスポ

 今月6~8日、ハンブルグで「エアクラフト・インテリア・エキスポ(AIX)」が開催された。閉じられた空間で過ごす、最大18時間(*1)。そこでの環境というのは、非常に気になる。僕も「COVID-19」禍も落ち着いて、海外旅行/出張が戻ってきているから、あらためて機内環境については興味が湧いている。

 

 限られた空間にどのように乗客を詰め込めるか、それでいてリラックスしてもらうためにはどんなレイアウトが効率的かは、トポロジーの問題としても心理学の問題としても面白い。今回は2つ、興味を惹くレイアウトがあった。

 

    

 

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 ひとつは、ビジネスクラス座席を45度以上進行方向に対して傾けるというもの。単通路の小型機専用だが、なかなかユニーク。これまで20度ほど傾けた「Optima型」には何度か乗ったが、ここまでくると寝台列車っぽい。

 

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 もうひとつはエコノミークラスだが、座席を高さを変えてずらす「ダブルデッカー式」。確かに足は伸ばせる。背の高いドイツ人には好まれそうだ。写真ではよくわからないが、奥(窓際)の席もあるだろうから、そこへの飲み物サービスなど苦労しないかな?まあ、CAも大柄だから問題はないのかも。

 

 なかなか面白そうなイベントですね。来年は、5月下旬の開催だそうです。うまく海外出張がからめば、足を伸ばしてもいいかもしれませんね。もちろん展示のようなインテリアが実装され、僕が乗れる可能性は(時間的に)あまりありませんが・・・。

 

*1:シンガポール~ニューヨークの直行便がそのくらいかかったそうです。