３度目の「緊急事態宣言」が出されてしまった東京・大阪などの地区、「今までよりももっと強い措置」と言われて、さすがに気分が萎えてきた。特に近年にない快進撃を続けている阪神タイガースにとっては、地元甲子園球場でのゲームが「延期・中止・少なくとも無観客」とされたのは痛いように思う。負けが込んでいるDeNAや中日の本拠地は、まだ「マンボウ」レベルなのに･･･。
週末前に、米国の人達とビデオ会議をした。１月には毎日30万人ほどの新規感染者が出、死者も3,000人以上と言っていたのに、今はいずれも1/3ほどに落ち着いてきているとのこと。２人の日本人ももう２度目のワクチン接種が目前で、心なしか晴れやかな顔に見える。日本はまだ医療従事者さえ20％しか、最初の接種を受けていないというのに。日本は被害がひどくないから国際的にワクチンは後回しでも仕方ないと思っていた僕も、さすがに焦りを覚える。イスラエルはもちろん、英国でもワクチン接種によって感染者は減り、市民生活に日常が戻ってきている。
僕も今年65歳になり、熱海市役所から「ワクチン接種のご案内」が郵送されてきた。記入すべきシートや持参するもののリスト、接種会場の説明などが同封されていたが、具体的な予約方法は「後日市のWebサイトで」とある。こりゃ混乱するだろうな。現に京都のある町では、市の電話が鳴りっぱなしだという。多分熱海もそうなるだろう。
米国での事情など聞いていると、やはりワクチンをある程度の数の市民に接種しないと「日常」は取り戻せないように思う。それまでは不自由でも「半ロックダウン」状態を続けるしか、医療崩壊を回避するすべはないかもしれない。
飲食店でのお酒は“ダメ”「禁酒法が現代に」４都府県で３度目の緊急事態宣言へ/芸能/デイリースポーツ online (daily.co.jp)
ワクチンが足りないなら、まず医療関係者。次に一番アクティブに動く世代（30～50歳代）、特にエッセンシャルワーカーと言われる人たちに廻すべきだ。リモートワークできる僕らは後回しでいい。それと接種場所も日本は制約しすぎていないか？米国ではSafewayの薬局で打ってくれたという。何かに囚われて不合理な選択ばかりしているような、日本のワクチン騒ぎですよね。
