「COVID-19」感染拡大の続く日本、デルタ株の感染力はすでに「飛沫感染」の域を超え「空気感染」のレベルになっているとも言われる。ある専門家は「とにかく換気・換気・さらに換気です」と対策を求める。三密を避ける、手洗い・マスクなどは当然としても、ここまで市中感染が広がってしまうと「居酒屋狙い撃ち施策」だけではどうにもならない。
それでもひとわたりのワクチン接種が進んでいる先進国(というかカネのある国)はまだいい。WHOのテドロス事務局長は全ての国に等しくワクチンがいきわたるようにと訴えているが、なかなか思うようにはいかない。おカネの問題だけではなく、半年間クーデター体制であらゆるものが停滞しているミャンマーなど、感染拡大に打つ手がないように思う。
米モデルナ「3回目接種、秋に必要」 デルタ株対策 (msn.com)
デルタ株の猛威の前に、すでにワクチンを2回接種した人でも感染するし時間と共にワクチンの効果は薄れるとして、モデルナ社が3度目の接種が必要だと言い始めた。もともとインフルエンザワクチンのように毎年接種が必要という話はあったが、もうそれが来たのかと暗澹たる気分である。これより前にワクチン先進国イスラエルなどでは3回目の(ブースター)接種が行われている。
これには今2回目の接種を受けている30~50代の人達から、困惑の声が挙がっている。いわく、
1度目:38.5度くらいの発熱、しんどかった。
2度目:39度を超える発熱と腕が動かず、頭は真っ白。
3度目:えー、死ぬかもしれない。
ということだ。NINJA家は先代家も含めてみんなファイザー、家内の2度目がもうすぐだが一応全員大過なく終わっている。しかしモデルナの副反応はファイザーより強いようで、そのメーカーが「3度目」をいうのは厳しい。まあ、3度目は1/2希釈だとあるのが救いだが。
普通メーカーが「もっと買ってください」というのは、在庫を捌きたい時。今はいくらでも需要があるのに「秋から」と時期まで指定してくるのは、本当に必要だからと思われる。仕方ないかなと思いつつ、ひょっとしてお金になりそうな国に早く売り切ってしまおうとしているかもしれないとの疑惑もぬぐい切れない。
いずれにせよ、当分各国間のワクチン争奪戦は収まりそうもありませんね。