先月横浜北仲ノットにある「オークウッドスイーツ横浜」で、４泊５日の滞在をした。「COVID-19」禍で海外旅行はもちろん、国内の定宿函館や宜野湾にすら行きづらい状況だったので、その替わりのつもりだった。ところが「替わり」どころではなく、とてもいい滞在になったので、今月もやってきた。
熱海の自宅を出て２時間ちょっとで到着するというのがありがたい。加えて飛行機に乗る必要もないので、手荷物検査の面倒もない。飛行機（列車の場合も）の時間を気にして、種々の制約を受けることも無い。加えて食材・飲材の調達も容易、キッチンの設備は充分で「暮らす」体験も十二分にできる。
さらに初回の滞在では高層ロビーから見下ろすだけだったが、付近に一杯観光地があることも魅力的だ。これなら函館や宜野湾でやっていた１週間の滞在だってできそうだと、前回の帰宅途中で考えた。
そこで今度は、前回とは違ったタイプの部屋を３泊で予約した。前回は１ベッドルーム（65㎡）だったが、今回はスタジオ（34㎡）。お値段の方も半分くらいなので、長期滞在でもお財布には優しい。今回の主な「研修目的」は、１週間以上の滞在をこのスタジオ型の部屋で出来るかを試すことである。
部屋の仕様で一番違うのは、この部屋にはバスタブはなくシャワーのみだという事。なかなかおしゃれなシャワーの仕掛けがあって面白い。ロビー奥にはフィットネスジムもあったので、サウナ室もあるかなと探してみたがそれはナシ。
ベッドとダイニングが隣接しているのは仕方ないこと。ただ滞在中は、フィットネスジムの奥にあるラウンジを使うことも出来るので、リビング部分の狭さはある程度カバーできる。ラウンジは港を見下ろす立派な造り。コーヒー・紅茶も呑み放題だが、ほとんど利用者はいない。
問題はやはりキッチンだった。前回の部屋との違いのひとつは冷蔵庫の背が高いこと。冷蔵庫上の電子レンジが使いにくい。まあそれはいいとしても、食器洗い機がなかったのはちょっと問題。キッチンスペースが狭く、設置できなかったのだろう。狭い分キッチンの使い勝手も悪いと家内は言う。
到着早々問題点は見えたのだが、問題点をあぶりだすのが今回滞在の目的そのものだから仕方がない。さあ、３泊の間街に出て十分楽しみますよ。
