今日もテレワークで、ビデオ会議を午前中にひとつした。次のは夕方だから、その間に郵便を出すなど雑事を片付けておこう。ついでにランチを食べることにしたいが、14時を回っていて、多くの店がランチ営業を終了している。首都圏などの緊急事態宣言以降、熱海の街から人が減り「当面臨時休業」という店も多い。開いている店も、時短営業をしているわけだ。「謎の台湾料理店」も本来15時までのランチ営業を14時で打ち切っている。
熱海駅前「平和通り名店街」の郵便局に向かって歩きながら、ふと思い出したのが熱海新聞に載っていた「結」というお店のこと。
熱海駅前の和食店「結」が4周年 「常にポジティブで楽しく」 - 熱海経済新聞 (keizai.biz)
熱海駅前の第一ビルB1Fにあるという。バスロータリーに面したとても古いビルで、テナントが「歯抜け」になっているという噂を聞いただけで、足を踏み入れていない。でもそこの「結」は、庶民的なお値段だと記事にあるので、一度行ってみようと思っていた。確か営業時間は15時までだったはず。
地下１階には、数軒のレストランがあって、その一番奥にあるのが「結」。カウンター５席と、４人掛けテーブルが２つだけの小さなお店だ。カウンターには４人、地元の人が並び、テーブルもひとつ塞がっている。壁にはハイボールの宣伝ポスターも貼ってあるから以前はディナー営業もしていたのだろうが、今は11～15時の時短営業。
一つだけ空いていたテーブルに座り「結ミックス定食」870円を注文した。食事をしている客と調理場との会話を聞いていると、みんな常連らしい。アットホームなお店だ。７～８分かかって、運ばれてきたのがこれ。
ご飯は小ぶりだが熱々、薄めのワカメの味噌汁と漬物が一皿、左上はデザートのプリンだった。メインの揚げ物皿には、アジフライが２匹、エビフライとイカメンチ揚げが２個乗っている。レモンを絞り掛けて、アジフライをマヨネーズで食べ始めた。記事にあったように「フワサク」のアジフライ、ちょっと小ぶりではあるが美味しい。イカメンチはハンバーグ状ではなくお団子型、ニンジンのみじん切りを混ぜて揚げてある。
地元の人が普通にランチにくる店、なかなか表通りにはないのですがこの古いビルにはあったということですね。他の店も試すことにして、「結」さんにはまた来ますよ。ごちそうさまでした。
