Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

こだわり卵の卵かけ

 北新地のすき焼き屋さん「雅しゅとうとう」で教えてもらった卵かけご飯の正しい食べ方、なんとなく「卵かけ道」みたいな威厳あるものだった。これは今後試してみようと思っていたが、意外と機会は少ない。よく考えてみれば、白米のご飯を食べる機会そのものが多くない。炒飯とかカレーライスはあるのだが、定食をたべることも少なくなった。自宅でも、朝はパン食が多い。まあ米焼酎が好きなので、決して米離れではないですよと言い訳をしている次第。

 
 昼ご飯や禁酒日のディナーで、卵かけご飯というのも何かピンとこない。朝ご飯を外食することも多くないのだが、そんな機会が不意にやってきた。ある場所で朝8時から打ち合わせがあり、何も食べないで出勤することになった朝である。
 
 東京駅丸の内に戻ってきたのは9時を少し回った頃。北口ガード下の「なか卯」では8時台の戦争のような状況を脱して、落ち着いて食べられそうな混み具合。ここの朝定食は7~8種類あるが、ほぼ全部に卵が付いている。ポケットに「こだわり卵無料券」が1枚あったので、せっかくならこれを使いたいと「銀鮭朝定食」の食券(390円)を買った。

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 鮭の朝定食は独身の頃よく「吉野家」で食べたなと思いながら待っていると、こんなものが運ばれてきた。無料クーポンの卵が真ん中にある。このチェーンでは卵の品質には以前から気を配っていて「こだわり」と呼ぶほどの看板メニュー(?)である。確かに黄身の色が濃く、濃厚そうな感じがする。
 
 塩鮭と味付け海苔で少しご飯を食べてから、2/3ほど残った丼に醤油を回しかけ、中央をくぼませてそこにざっと溶いた卵を入れて全体をかき混ぜる。こうすると、少しの醤油でもご飯にしっかり味が付くと言う事らしい。
 
 「雅しゅとうとう」の教えに従い、「こだわり卵」で実験してみた。美味しかったから成功と言っていいでしょうね。北新地まで行くのは大変なので、全国どこにでもある「なか卯」で実践できるのはありがたい。もちろん、本場も行きたいし今度はディナーでと思っていますが。