街に人出が戻ってきているのだが、外食チェーンやコンビニなどの苦悩は続いている。テレワークを継続する会社もあるし、首都圏から地方への人の移動も始まっている。「COVID-19」以前に戻り切ることはない。コンビニも、地方に店舗が多いチェーンはむしろ好調ということだが、オフィス街など中心に出店しているチェーンは苦しい。外食チェーンもオフィス街で小さくなったパイを奪い合うために、メニューや値段の見直しをしている。
高級食材のイクラやウナギが少し安く入手できたのか、そういうメニューも出てきた。お値段の方では、やはり500円のラインをめぐる攻防が激しい。先日は「てんや」が、看板メニューの天丼を540円に値下げしていた。自宅で冷蔵庫の中の何かでお昼をすますことも増えてきたから、僕も600~700円というランチはちょっと高いなと思う。
やはりワンコインランチを・・・と思うし、「日高屋」の中華そばや「吉野家」の牛丼なら400円以下で食べられる。「吉野家」はW定食や超特盛を宣伝しているが、もう若くないのでそんなものお昼に食べたら動けなくなってしまう。
そんなことを考えてふらふら歩いていたら、「リンガーハット」の前に来た。このチェーンもいろいろ苦労していると聞く。400円で出せるものとして、餃子をメインに据えたランチを開発したというので食べてみたこともある。
https://nicky-akira.hatenablog.com/entry/2020/01/11/140000
それでこの時餃子ランチにNGをだしたのだが、今日は「海鮮とくちゃんぽん」というポスターが目についた。これは600円だが、その隣に「つけ麺500円」とある。
これは試さないといけないと、さっそく入店。昼時を少し回っていたので店内に客はまばら。4~5分待って運ばれてきたのがこれ。エビや豚肉、コーンなどが入ったちゃんぽん風のスープと中華麺で、麺は200~400gまで同じ金額。注文したのは300g。白い壺の薬味は柚子胡椒。スープはさすがに濃いめだが、麺をたっぷり入れるとちょうどいい感じ。
よく考えてみると、ちゃんぽんから「たっぷりの国産野菜」を除いたもののようだ。なるほど健康志向なら、もう少しお金出してちゃんぽんを食べてねということ。はい、ワンコインへの努力は買いましょう。また来ます。