Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

「品プリ」のフードコート

 何年か前「ハワイで新年」という浮かれた企画でホノルル旅行をしてから、正月明けに海外旅行をするのが定番になった。なぜ「明け」かというと、年末発に比べてお値段が安くなるし、予約が取りやすくなるからである。

 

 今回は昨年6月に行ったローマを再訪することにして、青い日系航空会社のマイレージが貯まっていたので、これで特典航空券を貰った。その結果、1/3(金)羽田発、1/10(金)成田着という予約ができた。2人で19万マイルだった。

 

 羽田の出発は830と早めなので、前夜は品川に泊まることにして選んだのは「品川プリンスホテル」。ホテルの前の信号を渡れば、そこに京浜急行の改札口があるという便利さを買った。2日の夕方品川まで来てチェックインを済ませ、さて夕食をどうしようかと夫婦で相談した。せっかく2人で来たのだから、レストランでワインでもという僕に対して家内は、

 

 「明日からワインは十分呑めるのだから、今夜は禁酒でいい」

 

 という。それならと街に出てみたが、新年も松の内ということで開いているお店が少ない。インターシティの方まで足を伸ばしてみたけれど、適当な店が見当たらない。結局ホテルまで戻ってきてしまって、見つけたのがホテル内にあるフードコート「品川キッチン」。

 

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 円形の会場に7つの店舗が入っていて、中央にコーヒースタンドがあり、これを囲むようにテーブルとイスが並んでいる。ここに周辺部にあるお店で買ったものを持ってきて食べるスタイル。ピザはローマで食べたいからパス、お好み焼きやうどん、ラーメンは「お時間をいただきます」とある。そこで、「欧風カレー:ドンピエールジェット」を今夜のディナーに選んだ。

 

 食券を販売機で買って注文、出来上がりを知らせるブザーを渡されて待つこと5分ほど。家内は「ビーフカレー」、僕は「カツカレー」である。お値段は¥980~と街中に比べれば少々高め。でも「銀座の高級レストランによる専門店」だということである。

 

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 ルーはさほど辛くなく(CoCo壱基準で1カラくらい)、ロースカツは小振りだが肉厚だった。改めて客層を見ると、半分近くは外国人のよう。このホテルの利用客かどうかは分からないが、手軽に日本の食を味わえるということなのだろうか?

 

 僕らとしてよかったのは、呑み過ぎはもちろん食べ過ぎもしなかったこと。さあ、1週間のローマ旅行、健康に気を付けながら行ってきますよ。