Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

自由が丘の隠れ家レストラン

 世界中で食べられるイタリア料理だが、日本の繊細な技法に出会うと一段とグレードアップする。さきごろ出かけた自由が丘駅にほど近い「隠れ家レストラン」。本来はワインを楽しむ店のようで、品揃えがすごい。僕自身はワインリストを見ていないが、アペリティフとして飲んだシャンパン以後の飲み物が経験がないくらい美味しかった。


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 あまり炭酸系が得意ではないので、いつもはシャンパンは呑まないが勧められて呑んで認識を改めた。こういうのなら、アペリティフにもってこいだ。前菜は、ホタテのカルパッチョ。決して半分食べてしまったわけではなく、こういう盛りつけ。なかなか凝っている。オリーブオイルでギトギトしているわけでもなく、ハーブをあしらい、さっぱりした味わい。

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 まずは、グラスで白ワインをオーダー。自慢の白でしょうから、当然合いますね。続いては、タラの白子をかるくあぶったもの。魚を中心としたメニューが続くので、白ワインを合わせるのが普通だが、赤ワイン好きの人が多いのでここで赤を1本オーダー。
 
 意外に思われるむきもあるかもしれないが、白子の濃厚な味には赤も合う。お皿は最近はやりのスレート。保温性も高いし、見た目に高級感がある。ホワイトソースも良く映える。当家でも昨年ドイツで何枚か買ってきて、時々使っている。黒いキャンバスのように、絵が描けるのだということが良く分かった。とはいえ、やってみるほどの絵心はないが。

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 さらに、牡蠣のパスタ。パスタ、牡蠣ともに火の通し加減が良い。本来パスタに使う言葉ではないが、「のどごし」がいい。本場のイタリアンは、TVの特集番組で見る限りはかなり大雑把な作り方をしているが、日本の技法が加わると、もっと洗練されたものになる。それを実感させてくれるお店だった。
 
 え?メイン料理はどうしたかって?そのころには酔っぱらっていて、写真をとるのも忘れてました。申し訳ありません。