Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

大阪よ、大阪よ(後編)

 午前中の堂島での会合はANAクラウンプラザホテルの側のビル、一流ホテルをしのぐ大きさ美しさだった。京阪の新線ができていたこと、車両もきれいになっていたことも併せて、大阪も変わったなと感じていた。さて、午後の会合の場所に向けて天満橋駅から大阪城公園にむけて歩いていくと、道の南側は再開発中、そして北側は・・・昔のままだった。

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 急に昭和が帰ってきたようなレトロなビル、大阪の政府合同庁舎である。訪ねたのは近畿経済産業局、「経済産業省の関西支社」のようなところだ。東京の霞ヶ関では古いビルも残っているが、合同庁舎2号館や霞ヶ関コモンゲートなど、高層で近代的なビルも増えてきた。
 
 しかしここ大阪には、まだその流れが来ていないようだ。もちろん、民間がボロ屋に住んでいるのに、公共施設ばかりが立派というのでは困るのだが。ビルの中も薄暗く、執務室もゴチャゴチャしている。まあ、書類が溢れているのは本家である霞ヶ関も同じ。会合は無事終わり、また天満橋駅に戻った。それにしても大阪はやっぱり水の都、駅の名前にやたら「橋」が目立つ。今度は中之島線に乗って、大江橋を越え渡辺橋まで行く。
 
 渡辺橋駅も真新しい。地下改札から地上に出ることなく、目的の中之島フェスティバルホールビルに入ることができた。このビルも新しく、近代的な造り。前面ガラス張りの明るいエレベーターに乗って、高層階まで行った。ここからは、大阪駅を指呼の距離に見ることができる。ただ、歩いていくとなると割合距離があることは分かっている。

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 会合を終えた後は、中之島の日銀を眺めながら少し歩いて淀屋橋駅まで戻って地下鉄に乗り、新大阪駅に向かいました。久し振りに街中を歩いた大阪、新旧入り交じった街の特徴は磨きがかかったようです。御堂筋沿いの商店街のゴチャゴチャ感も楽しいので、また来ますよ、きっと。