実質28時間ばかりの沖縄滞在、居酒屋「抱瓶」は風情あるお店だったが、その他の食事も特色あるものを選んだ。宿泊したのは、ゆいレール県庁前駅に近い「ダイワロイネットホテル那覇」。シンプルなビジネスホテルで、ツインルームにアップグレードしてくれた。
早めに眠ったせいか起きたのは午前5時、まだ真っ暗。日の出は6時半過ぎだという。首都圏とは、少なくとも30分の「時差」はあるようだ。朝食は1階のレストランでバイキング、日の出とともに降りて行ってまずどんなものがあるか見た。
さすがに、アシテビチのようなこってりしたものはない。どこのホテルでもあるような、ソーセージやベーコンは今日はパス。というわけで持ってきたのは、野菜コロッケ、サバの酢漬け、ポークチョップ、昆布の煮物、チャンプルーにスクランブルエッグ。沖縄の人は、本当によく昆布を食べる。これが長寿の秘訣ともいう。ポークチョップはそれとは真逆の不健康食材だが、駐留する米軍が持ち込んでポピュラーになったらしい。
これらを食べてしまってから、もうひとつ「自分で作る沖縄そば(すば?)」を持ってきた。自分でそばを湯がき、そばつゆを注ぎ、カマボコ、あさつき、紅ショウガ、ゆし豆腐をかけた。このゆし豆腐というのが珍しい。水分の多い豆腐で、いろいろなものにかけたり、汁物に入れたりする。麺はやや硬めだが、さっぱりとした味わいだった。
さてすべての用事を終え、那覇空港に帰ってきた。恩納村の学校周辺には飲食店は無かった(当然大学にはレストランはある)ので、ランチは食べていない。空港でチェックインしてから空港ビルのレストランに行った。入ったのは「どんぶりの店・志貴」、最後に沖縄らしいものを食べたい。
まずはご苦労様ということで、Orionビール。簡単なおつまみも貰った。その中に小魚をのっけた「スク豆腐」もある。食事は、相棒はアシテビチを乗せた「ラフテー丼」、僕は「ゴーヤ(チャンプルー)丼」。ほとんど火の通っていないゴーヤも、結構おいしい。いや、いい締めになりました。ごちそうさま。