Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

2年半ぶりの沖縄

 首都圏では最高気温20度前後と過ごしやすくなってきたのだが、沖縄はまだ28度ちかいという。仕事で1泊2日の行程で沖縄に行くことになり、服装はどうしようか迷った。沖縄科学技術大学院大学というところに行くのだが、大学とはいえ初めてお会いする人たちなのでスーツを着て、羽田空港にやってきた。

 

 チェックインカウンターの隣にある、見慣れないマシンに気づいた。今日は使われていないようだが、大きな開口部を見てこれが自動荷物預け入れ機だと分かった。人手不足対策か、搭乗客向けサービス向上か、まあ自動機の普及・活用という意味ではいいトライアルである。ずいぶん前、トヨタの生産技術の人が航空会社のバックヤードを見て「トヨタ(の工場)の40年前の姿ですね」と一刀両断したのを覚えている。まだこの業界には、合理化余地は十分あるということだ。

 

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 原因は不明だが羽田空港ビルが断水中、レストランも閉まっていて早々にゲートに向かった。ところが飛行機を替えるということで、一旦並んだゲートから200mくらい歩かされた。久しぶりの沖縄だというのに、出鼻をくじかれた感じ。

 

 それでも20分遅れくらいで離陸してくれた。離陸すれば到着までは約2時間、よく冬の避寒旅行にいったよなと思いながら配られたスープを飲んだ。定宿だった「ムーンオーシャン宜野湾」の予約が取れなくなったのがちょうど2年前、特例でビザなしで来日できる中国人観光客の急増によるものだろうとあきらめていた。

 

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 このところ当家の避寒旅行は2年連続台北になり、ちょっと違った昔の日本の風情もある街を楽しんでいる。でも沖縄の魅力も捨てがたいな・・・と思っていた、仮に首里城の修復が出来なくても、他にみどころは沢山ある。

 

 離陸してからの行程は順調、定刻にやや遅れるくらいで着陸した。イミグレーションがなく、パスポートも出さなくてもいいのがありがたい。空港ロビーに出るともう半袖(かりゆしかアロハか)を着た人ばかりである。シーサーの焼き物と胡蝶蘭が出迎えてくれました。さあ、仕事はもちろん時間を見つけて街も見てみましょうかね。