Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

Willard Intercontinentalでのディナー

 日米財界人会議という大げさな国際会議、やはりそれなりの公式ディナーは用意されていた。会議の会場は「U.S. Chamber of Commerce」で、ここでのディナーではなくちゃんとしたホテルで、ということだ。近隣には由緒ある「St. Regis」ホテルがあり、運営事務局スタッフはここに泊まっているらしい。そこかと思ったのだが、ホワイトハウスの東にある「Willard Interconchinental」だという。昔、1~2度泊ったことがある格式もお値段も高~いホテルだ。

 

 もう10年以上前、デジタル業界の国際会議で日本代表の某ITベンダーの会長さんがお気に入りとのことで、同社の随行員はもちろん参加企業の多くもそこに泊まるよう勧められたからだ。(後で経理部門に怒られた)

 

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 「St. Regis」からバスで送迎してくれるというのだが、歩いた方が早いのでまず定宿の「Sofitel」に戻り荷物を置いて出直した。合計4~5ブロック歩くだけだ。ホテル地下の大きなホールがメイン会場。前室で飲み物を受け取って、まず立ち話をする。ロンドンなどから合わせて、今月何回目かのこの種のレセプション・ディナーなので、多少慣れてはきた。

 

 まだ会合は残っているのだが、半分肩の荷が下り時差もあるので今夜はたっぷり眠りたい。そのためには多少多め(たっぷりともいう)に呑ませてもらおう。白ワインを最初にとって、日本人相手に話し込んでいるとメイン会場に案内された。やはり日本人ばかりの丸テーブルに着き、今年の春にDCで一緒になった人の隣に座った。

 

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 政府関係者の挨拶などもあったが、もう関心はお皿の上に集まってきている。とはいえ実はあまり食欲はない。まだ英語脳の興奮が冷めていないのかもしれない。前菜のサラダをちょっとだけ食べて、白ワインのお代わりを貰う。隣の人は銀行マン、昔仕事で縁のあった銀行の人だ。

 

 財界人会議の裏話からその準備中の議論、他の国際会議での「デジタル政策」の状況などを話し合っているうちにメインのお皿が運ばれてきた。魚(シーバス?)と牛肉の盛り合わせである。白ワインの残りで魚のグリルを半分ほど食べ、赤ワインを貰った。多分ロース肉のグリルには、赤ワインソースのようなものが掛かっていた。

 

 いや、白ワインも赤ワインも結構な香りと味でした。さすがは「Willard」ですね。こういう会合の公式ディナーでないと、なかなか足が向きません。ごちそうさまでした。