Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

テルミニ駅「Roadhouse Restaurant」

 今回はキッチン付きでないホテルなので、外食の機会もあった。ただテルミニ駅の僕らのホテルの周辺は結構猥雑なところで、Webで見ても付近のレストランの評判が良くない。特に日本語メニューなど用意して、一見の(たぶん2度と来ない)観光客狙いの店が目立つ。そんな店で嫌な思いをするくらいなら、テルミニ駅地下のスーパーマーケット「Conad」で手に入るビールやワイン、適当なおつまみなどでディナーをいただいた方がずっといい。

 

 それでもどこかで外食をと考え、ちょうど「Conad」の上階にあるステーキハウス「Roadhouse Restaurant」が適当と考えて、行ってみることにした。店の前に掲げられているメニューには、Tボーンステーキ(500g以上)以下、なかなか良さそうなものが並んでいる。スーパーの行きかえりに見てもそんなに混んでいるようには見えない。それでこの日、早めのディナーにと午後4時過ぎに行ってみた。

 

 ところが意外に込んでいて、ちょっと待たされた挙句込み合った中の2人席に案内された。隣ではお腹の大きな男たちが肉を食い散らかしている。デフォルトでピーナッツのバケツが運ばれてきて、どうも雰囲気が違うと気づいた。ゆっくりステーキを楽しもうとやってきたのだが、どうもファミレスみたいな感じ。

 

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 ビールから始めて前菜、ステーキ、ワインという気分ではなくなってしまった。そこでMEXステーキ(14ユーロ)とフィレステーキ(22ユーロ)、白ワインのハーフボトル(7ユーロちょっと)を頼んでみた。すぐにやってきたのが、マスタードやケチャップなどの調味料。テーブルは決して広くないのに大きなカゴに入ってやってきた。ほかにオリーブオイルとバルサミコ酢が来て、テーブルはますます狭くなる。

 

 さらに隣の6人用丸テーブルにがさつそうなアメリカ人が4人やってきて、ひとりの背中(丸々太っている)が僕らのテーブルに張り出してきた。反対側の隣テーブルには新しい客、若いコリアンが2人。どうもガッツリ肉を食べたいと派手に注文している。

 

 写真はMEXステーキと付け合わせのほうれん草、肉は薄っぺらだがお味の方はまずまず。まあお値段相当かね。救いは、名もなき白ワインが美味しかったこと。そうはいってもさらに追加する気にもなれず、今日の外食は終了。ちょっとはずれでしたね。ひとりで仕事で来て、夕食にするなら適当な店でしょう。明日はもう少しましなお店を探さないと。