Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

大使館の食卓

 BSだったように思うがそういう名前の番組があって、よく見ていた。2人のキャスターが東京にある各国大使館を訪問し、大使夫妻にインタビューする番組だった。特徴は大使館で「お国料理」をキャスターがごちそうになり、いろいろコメントすること。

 
 どこにあるのか分からない国、おそらく訪問することもない国の文化や伝統を知ることができるだけでなく、料理に会えるというのはとてもいい企画だと思った。大使館は、当該国が日本に開いた「窓」である。彼らにしても、こういう取材は歓迎だろう。
 
 また「食」にテーマを置いたのも良かった。大使館には専属のシェフがいるし、来客やパーティも多いだろうから特徴ある料理を作る訓練も積んでいる。見た目も鮮やかな料理が並ぶのを見るだけでも面白かった。もちろん一般人は大使館訪問はできないから、付近の大使館員(もちろん当該国人)が利用するお国料理の店を紹介するコーナーもあった。

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 ひるがえって海外出張が増えてきた僕には、たまにだが在外日本大使館でごちそうになる機会がある。もちろん出てくるのは、日本人の料理人による日本料理。画像は某国にある大使館での一皿。れっきとした「お造り」で、サーモンやタイ、カツオが丁寧に盛られている。しかし付け合せのフルーツは、レモンの替わりにご当地の柑橘だった。
 
 この醤油は「ハラル醤油」じゃないよね、などと余計なことを考えながら頂きました。外国での和食、ここなら「なんちゃって和食」は出てきませんよ。