Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

パスタR1の新メニュー(後編)

 決して広くはない店内、隣では2組以上の家族連れが子供の誕生会なのだろうか、ワイワイ言いながら料理を突いている。反対側の隣では、女性の3人組だ。奥に入っていった客も含めて、女性に人気の店のようだ。

 

 誘ってもらった人たちに、僕ら夫婦の近況など話して盛り上がっているうちに、三皿目の登場。これが意表を突いたもので、プレート上に2つ盛られたものがあり、一つは白く、もう一つは赤い。赤い方はスパゲッティ・トマトソースなのだが、もう一つは・・・ゴルゴンゾーラのリゾットだった。

 

 昨年ここでスパゲティ・トマトソースは食べて結構感動していたので、まずリゾットから食べる。見た目におどろおどろしいカビ系のチーズが、かくも美味になるというのは経験しないとわからない。白ワインの香りを合わせて、たちまちのうちに食べてしまった。

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 ここまでで、小食な日本人だとほぼおなか一杯になりそうな量だが、メインはこれから。都内をバタバタ駆け回っていて、お昼を食べていなかったのが幸いしている。駅そばくらいなら食べる時間はあったのだが、そんなことしなくて正解である。

 

 メインは3つ選択肢があった、牛ホホ肉の赤ワイン煮込み、松坂ポークのソテー、イサキのソテーである。最後のワインを赤にするか白にするか、たぶん赤を飲みたい人が多いと思ってイサキ案は消えた。松坂牛ならぬ松坂ポークなら、赤白どちらにも合わせられるだろうから、ポークを注文しておいた。

 

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 最後のワインの選択は、予想に反して白を飲もうということになった。メインのポークソテーにはレモンが添えてあって、ハーブかな?野菜が見た目のアクセントにもなっている。基本は塩味。最後にシャーベットが出てきて、白ワインを飲み干すまでの2時間弱、とても有意義な時間になった。

 

 カジュアル・イタリアンとしての老舗だということですが、新しいメニューに挑戦し続けるのは立派だと思います。ごちそうさまでした。