Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

SofitelのBARにて

 ワシントンDCでの会合が終わり、夕方ホテルに戻ってきた。明朝9時に友人と待ち合わせ、Uberで空港に向かうことにする。フライトの出発時間は12時ちょうどだから2時間前にチェックインカウンターに行ければいい。朝の時間帯はそれほど渋滞しないからと、決めた出発時間である。

 

 ざっと荷物を詰めて、夜の7時になった。さて今夜のディナーはおひとり様である。小雨も降ってきて、街に出る気もしない。何度も泊っているこのホテルだが、一度もレストランを使っていないことを思い出しディナーをホテルのBARですることにした。

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 1人だというと黒人のテーブル係が、「Dinner?」と聞く。ショットの客ならカウンターに案内するつもりだ。そうだと答えると、2人席のゆったりした椅子に案内してくれた。隣の6人席ではヨーロッパ人らしい中高年の紳士淑女が、ワイングラス片手におしゃべりに夢中だ。言語は英語だが、何人かはフランスなまりだ。そうこのホテルSofitelはフランス系なのだ。

 

 食前酒代わりに「地元のビール」を頼んだら、しばらくして「We donot have Local Draf」という。最初に言えよと思い、改めてGuinnessを頼んだ。食事は、ゆで卵に魚卵ソースをかけたものとタルタルステーキ。12オンスのステーキ・・・とも思ったのだが、今回は立て続けの海外出張で疲れてもいるし自重が肝心。

 

 僕はビールはどちらかというと黒ビール系が好き。その上ちょっとアルコール度数が多めのGuinnessは、海外のこういうシチュエーションでよく飲む。かわいい瓶で運ばれてきたGuinnessをなめているうちに、前菜・メインのつもりだった2皿が同時にやってきた。まあ、これはBARなので仕方ないのだろう。

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 斜め前の席に付いた黒人の親子連れのところには、ハンバーガーが運ばれていった。山盛りのフレンチフライが皿からこぼれそうだ。こちらはかなり濃厚な味付けの卵料理から始め、2本目のGuinnessを頼んでタルタルステーキに取り掛かった。

 

 部位不明の牛肉を粗みじんに切って、同じくらいの細かさに切ったタマネギなどをオリーブオイルで和えてあるように思う。申し訳のように付いている薄いトーストに少しずつ乗っけて食べた。〆て$50くらい、ちょっと高いかもしれないがまあ経験と思っておこう。明日は帰りの飛行機に乗れるのが、なによりありがたいね。