この日は、四条通・大宮通・九条通・国道143号線を通って京都市街地の南中心部を一周するバス路線(市バス207番)に乗って、2つの目的地を巡ることにした。先日と同じ西洞院バス停から、このバスに乗った。朝早いせいか、さほど混んでいない。20分ほどで、東寺東門バス停につく。
東寺も、広大な敷地を持つ寺院。花の見ごろを迎えて、イベントが目白押しだ。境内には、ソメイヨシノ・ピンクの濃い八重桜・しだれ桜らが研を競って咲き乱れている。
ここでは外国人観光客は少なく、空いている。手に数珠を持って、各伽藍を巡っている人も少なくない。
庭園内に、珍しくボタンが咲いている一区画があった。
回遊式の池には、桜のはなびらが一杯浮いている。
ここの五重塔は、新幹線の車窓でもおなじみのもの。TV番組で写真家が、池を近景に撮る塔がベストだと言っていたので、そこで一枚。
満足してバス停に戻り、再び207番のバスに乗る。地下鉄九条駅の上を通り、国道143号に入るころから、外国人観光客が増えてきた。かなり混雑してきたバスを、東山七条バス停で降り、智積院へ。
ここは昨夜Copilotに「静かに花見の出来る場所」と聞いて、得られた回答のひとつだったところ。東寺よりさらに観光客・参拝客が少なく、落ち着いて桜の鑑賞ができる。
多いのはしだれ桜で、今が満開。延命子育地蔵大菩薩の有難いお姿も・・・。
智積院の北側には、高貴な人の墓所として名高い妙法院もある。付近には三十三間堂、京都国立博物館、昨年仕事で訪れたハイアット・リージェンシーも・・・かなり混雑するところだ。案の定、やってきた207番バスは満員。何とか乗せてもらい、清水寺に近い五条や祇園で多くの外国人観光客を乗降させた後、四条烏丸に戻ってきた。
4泊5日の「京都で花見ツアー」は、天候に恵まれて上々の出来でした。さて、高級食材店チェーンという<モリタ屋>さんで美味しい物を買って帰りましょう。今夜は、ラストディナー、ウチ呑み反省会です。