尾張生まれで尾張育ちの僕は、自然に中日ドラゴンズのファンになった。両親もそうだったし、大学時代には熱烈なファンである友人たちと<ナゴヤ球場>に行ったこともある。地元出身(国府高校)の青山投手が大洋ホエールズ打線を抑えた、完封劇を見たこともある。
熱海に住むようになって20余年、一番近いプロ野球球団は大洋の後継である横浜ベイスターズだ。横浜馬車道の定宿<オークウッド>からは、横浜スタジアムが良く見える。
今年の沖縄旅行でも、両球団のキャンプ場に足を運んだ(*1)。昨年は善戦したベイスターズに対し、ドラゴンズは2年連続最下位に沈んでいる。どちらも今年は頑張って欲しいと思っていた。特に今年は辰年だしね。
ドラゴンズはオープン戦を10勝5敗の好成績で、戦い抜いた。それでも評論家の「Bクラスの常連」との評価は変わらない。案の定、スワローズ3連戦は2敗1分け。12球団で唯一勝ち星なしで終わる。
しかし地元でのジャイアンツ戦、小笠原投手が力投して逆転初勝利を得た。それ以降は殆ど負けなくなり、今週はベイスターズとの首位攻防2連戦でも勝って、首位を奪った。
【中日】止まらない竜打線!15安打で今季最多の6得点 細川成也のバットから5試合連続の先制劇:中日スポーツ・東京中日スポーツ (chunichi.co.jp)
もともと投手力は12球団屈指であり、先発6~7人はすぐ数えられるし、7回以降のリリーフ陣も先発投手に劣らない球威の投手ばかり。昨年は完封負け27試合という打線と、しかるべき守備力が整えば優位に戦えるはずだった。ドラフト1位で獲得した投手がすぐに手術で戦力化できないなど、フロントの不手際も目立ったものの。よい補強が出来て野手陣が生き返った。
ビジターで十分勝ち越していることも大きい。昨年までは地元では五分五分でもビジターでボロ負けしていた。さて、これから地元に帰って満員の観客の前で、どこまでやってくれるか。横目で応援していますよ。ドラゴンズファンの友人の皆さん。