今回の那覇滞在は、もちろんキッチン付きのコンドミニアムなのだが、ほとんどの夜は外食とした。それというのもこのエリアは、素敵なレストラン・居酒屋などが多いから。ネット情報とお店の概観、表に出ているメニュー表示などを見て、3軒を選んだ。
一軒目は、美栄橋駅から徒歩1分のダイニングバー「ケサラ(*1)」。沖縄食材✕創作イタリアンだという。
まずはオリオンドラフトで乾杯、白ワインをグラスでもらった後、フランスの赤ワイン「テール・ド・ソレイユ」を1本空けた。
前菜2人前を注文したが、これがとても美味しい。マッシュドポテトを、カツオのカルパチョ、サーモンのすり身、レバーペースト、キッシュなどが取り囲んでいた。特にレバーペーストの味わいが深い。
続けて赤ワインに合うものとして、あぐーベーコンとキノコのクリームソースパスタ、ハンバーグステーキを頼んだ。最後にチーズの盛り合わせをもらい、赤ワインの余韻を楽しんだ。ひとつひとつの料理が生き生きとしていて、とてもリッチな気分にさせてくれる名店だった。
二軒目は、泊高橋バス停近くの路地にある居酒屋「ヴィンラーゾ(*2)」。鉄板焼きやタコ料理が看板の、イタリア・スペイン風バル。店内には南国(サモア?)風の音楽映像が流れていて、調理場を見渡せるカウンター席に案内された。
前日同様、オリオンビールで乾杯。白のグラスワインを呑んだ後、イタリアヴェネト州産のサンアントニオ・ソアーヴェ・フォンタナをボトルで注文。
水ダコのカルパッチョは、ガーリックとオリーブ油が良く利いている。調理場で一人の男性が、ずっと刻み続けているのは多分ガーリック。
<続く>