Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

クロアチア料理「ドブロ」(前編)

 今日のランチは古い付き合いの2人のひとと、京橋のお店で摂ることになった。このお二人、もともとは金融関係の仕事をしておられたのだが、今は企業のCSRや社会貢献、特にSDG'sへの取り組みを促進する活動をしておられる。

 

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 予約してもらったのは、メトロ京橋駅から1ブロック東に入ったところにあるクロアチア料理のお店「ドブロ」。イタリア半島からみてアドリア海の対岸にある街「ドブロプニク」は、アドリア海の真珠とも呼ばれる美しい街だと言う。かつてユーゴスラビアという国だったこの地域は、内戦の悲劇の後いくつかの国に分かれた。そのひとつクロアチアの料理を出す店がこんなところにあるとは、思ってもいなかった。
 
 紹介してくれた人はいたずらっぽく笑い「知る人ぞ知る、だよ」と言った。大きなクロアチア国旗の下にランチメニューが出ていたが、肉も魚も偏りなくリゾットなどもあって日本人にも馴染みそうなものばかり。間口は狭いが奥行きはあり、中二階と半地下に分かれている。半地下の方が普通のランチの客、中二階が予約客らしい。
 
 中二階の予約客用のメニューは、表に出ていたものとは違うコース料理、一番軽いものを選んだ。前菜、3種類から選べるメイン、デザートで1,800円なり。僕はメインは魚を選んだ。注文を終わって、ひとしきり現状の意見交換をした。SDG'sへの社会の関心は高まっていて、一人の人は講演や企業に招かれての講話などで忙しいとのこと。
 
 もう一人の人は、SDG'sなど社会貢献に注力しそれを公表すると株価が上がるような仕組みを検討中だとおっしゃる。ポイントはここなのだ。サイバーセキュリティは企業(特に重要インフラ企業)にとっては取り組まなくてはいけない課題だが、直ぐにリターンを生まないコストに見える。だからサイバーセキュリティに金をかければ株価が上がる仕組みがあれば、サイバーセキュリティ投資が加速すると思っているのだ。

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 話が盛り上がってきたころ、前菜がやってきた。鴨のパテだという説明があって、何種類かピクルスが添えてあった。鴨の旨味と、ピクルスの刺激がまざりあって、上品な味だ。
 
<続く>