Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

ハイブリッド会議の悩み

 今日は朝10時から霞ヶ関での会議。ハイブリッド形式だが、司会役を仰せつかっているので僕は物理的に参加することになる。霞ヶ関に早めに行くと、事務局とこの会議を受注している企業の関係者が準備に忙しい。中央にスクリーンを据え、物理参加の人の席にDistanceをとって消毒済みのマイクを配布する。カメラも設置して物理会場の様子をオンライン参加者に見せないといけないし、雑多な機器を持ち込んでいるようでハウリングの調整も必要だ。

 

 10名あまりの参加者の半分は会議室に、残り半分はオンライン参加。加えて事務局やオブザーバーの人たちが会議室にも、オンライン上にもいる。会議の前には、久しぶりに会った何人かの人たちと「最近どうしてる」式の会話をした。こういうのが少なくなったというのが、ビデオ会議の欠点だ。

 

 定刻に会議は始まり、霞ヶ関の人の挨拶と医務局の資料説明の後、参加者の自由討議になる。この司会(サバキ?)が僕の仕事。当てられなければ話さないような大人しい人などいないので、次々と発言してくれる。事務局から回答してもらったり僕からコメントしたりして議論を進めていくのだが、どうしても目の前にいる人に振りがちになる。オンライン参加の人は発言にあたってはチャットで意思表示をしてもらうことになっているのだが、誰もチャットを書いてくれない。

 

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 ひとわたり意見を聞いた後、オンライン参加の人に一人づつ聞いてみた。意見は言ってくれるのだが、異句同音に「よく聞き取れないところがあったので・・・」と歯切れが悪い。何か変だなとは思ったのだが、それ以上深くは考えなかった。

 

 あるオンライン参加の論客に振ると、ちょっと機嫌が悪そうな口調で手厳しい論評を頂いた。ご指摘はごもっともなのだが、その人の性格から推して何か不具合があったのではないかとようやく気付いた。会合直後オンライン参加者の一人から電話があり、「事務局説明の間、オンライン参加者には全く聞き取れなかった。みんな不満たらたらだよ」とのこと。

 

 司会席の僕も自前のPCを見ながら話していたわけではなく、遠くのスクリーンのオンライン参加者の状況が把握できなかったのも問題だった。うーん、場の状況がつかめない以上にこうした不具合があると簡単に修正できないのが悩みですね。対処法は・・・結局慣れるしかないですかね。