Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

大戦後期米軍のAFV(後編)

 投入時期が遅くあまり実戦の役に立たなかったと思われるが、米軍の工業力は強力なAFVを開発、実戦配備していた。右から順に、


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◆M4A3E2戦車
 兵装:主砲長砲身76mm砲。車体機関銃(火力2)、
    同軸機関銃(火力4)、対空機関銃(火力4)
 装甲は厚い。(正面18、側面他8)
 移動速度:12ヘクス/ターン
 
 M4シャーマンの最終形である。ファイヤーフライというあだ名もあった。76mm砲はほとんどの敵AFVを破壊する能力があり、機関銃火力も十分である。問題は、全てのM4に言えることだが、車高が高いことである。
 
◆M24軽戦車
 兵装:主砲75mm砲、車体機関銃(火力2)、
    同軸機関銃(火力4)、対空機関銃(火力4)
 装甲は薄い。(正面6、側面他3)
 移動速度:18ヘクス/ターン
 
 軽量で速度が速い。ひょっとしたら空輸を可能しようとした戦車かもしれない。現にベトナム戦争ディエンビエンフーの戦いではフランス軍の戦力でもあった。現存してる車体もあり、オアフ島の陸軍の博物館前に展示されているものを見たことがある。
 
◆M26パーシング重戦車
 兵装:長砲身90mm砲、火力2)、同軸機関銃(火力4)、対空機関銃(火力4)
 装甲は厚い。(正面18、側面8)
 移動速度:12ヘクス/ターン
 
 90mm砲はやはりほとんどの敵戦車を駆逐できた。能力には全く問題はないのだが、投入時期が遅かったことであまり役には立たなかった。数量をそろえることもできなかったが、朝鮮戦争で多少は活躍したという。 
 
 これらのAFVは第二次大戦後も、いくつかの戦場に登場する。ただ、時代は戦車のものではなくなりつつあったことも確かである。